【明慧日本2012年9月27日】遼寧省瀋陽市に在住の法輪功修煉者・潘友発さん(63歳男性)は、軍隊の優秀な副指揮官だった。1996年に法輪功を学び始めてから、脳血栓、心臓病、腎臓炎など8種類の持病が全快した。それ以来「真・善・忍」を信奉することは、世の崩壊した道徳を回復することができると実感し、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共(中国共産党)当局に法輪功が迫害されている真相を人々に伝えていた。
潘友発さん
しかし、1999年7.20、法輪功が中共当局に弾圧されて以来、潘さんは一連のひどい迫害を加えられてきた。2000年2月29日、北京の中央政府に、法輪功が迫害されている真相を書いた手紙を送ったことで、1年6カ月の労働教養を宣告された。労働教養の刑期を終えて釈放後も、潘さんは依然として中共の公安局に嫌がらせをされ続けた。潘さんは迫害から逃れるため、家から遠く離れて放浪生活を余儀なくされた。
今年8月28日、潘さんは公安局の警官に連行された。潘さんは、警察署で顔中血だらけになるまで殴られ、皮膚が裂けて肉がただれるまで後ろ手にして手錠をかけられたため手錠が肉に食い込んだ。また、顔に冷水をかけられ、足と肋骨に重傷を負い、腕をナイフで切られるなど、9時間にわたって残酷な拷問を加えられた。自宅の現金数万元とキャッシュカード、パソコンも公安局の警官に没収された。そのたびに、公安局の警官は「潘さんが逮捕を拒否し、包丁で抵抗した」とし、潘さんに罪を着せようとした。
潘さんが拘禁されてから、家族は何度も関係部門に面会や仕送りの要求をしたが、いずれも拒否されて追い払われた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)