文/黒竜江省ハルビン市の大法弟子
【明慧日本2012年9月28日】最近、よく頭が脹れる感じがして、もう長い間続いてきました。また、この数カ月、訳の分からない恐れる心がしばしば生じて、自分も内に向けて探しましたが、しかし本当の執着を探し当てていないため、恐れる心と頭の脹れる症状もずっと続いていました。
私が本当に内に向かって探した時、やっと恐れる心が色欲心に由来していることを発見しました。最近、私とある男性同修は一緒にあるプロジェクトをして、いつの間にか、その同修の真面目な態度を敬服して、よく彼に電話をかけてあれこれと聞いたり相談したりしました。自力で解決できることでも、彼に電話をかけて相談していました。表面上、彼とプロジェクトについて相談などをしているようにみえますが、本質では、その形で私は情に対する自分の執着を深めていただけでした。それから、毎日でも彼に会いたくて、会ったら彼を思う気持ちが満たされました。
自分のこれほど大きな執着を発見してから、私は発正念してそれを除去し始めて、また多く法を学んだため、だいぶ落ち着きました。しかしここ数日、自分がそれを完全に除去しておらず、時にはそれをどうしようもないとも感じました。ある日、私は女性同修Aさんと、男女の修煉者が一緒にプロジェクトをする中で情が生じたらどうすれば良いかについて、交流をしました。Aさんは、「三界内のすべての生命は情の中に浸されていますが、修煉者は絶えず旧勢力が無理に押しつけてきた物質を排斥しないといけません。三つのことをしっかりしているが、迫害に遭った修煉者が少なくありません。なぜでしょうか。自分が良くできていない部分もあり、背後に旧勢力の按排もあり、魔に隙に乗じられたためです。徹底的に旧勢力のすべてを否定するべきです。情の背後にまた欲と色もあります」と話しました。
彼女の言葉を聞いて、私の心に震動が起きたようでした。そうですね、数年前にその男性同修と一緒にプロジェクトをした時から、私に色欲心がすでに生じたのですが、当時、自分が法理に対してはっきりと認識していないだけでした。しばらくして、彼は邪悪に連行されて、迫害を受けました。
釈放された後、再度私と同じプロジェクトをする機会がありました。私は彼に対する情を放下しておらず、それは多少「純粋な」情で、色欲心ではないと思って、重視していませんでした。結局、情の背後にある色欲心がどんどん膨張して、彼と一緒にいる時の調和がとれた雰囲気が好きで、彼に頼る時の安心感が好きになりました。それで、自分の「情」に多少気づいた後も、外に出て真相を伝える勇気がなくなりました。なぜかというと、真相伝えが安全でないことを恐れ、邪悪が私の心の隙に乗じて私を迫害することを恐れたからです。
以前、夫の色欲心がいつにたっても除去できない、と私は多く愚痴をこぼして、夫の色欲心は私自身とは何の関係もないと思っていました。結局、問題の根本原因は自分のところにあるとのAさんの話を聞いてから、はじめて気づきました。発見した後、私はただちに手を立てて発正念して、とても良い結果を収めました。再びその男性同修に電話をかけたら、彼の話し方に情が完全に無くなって、二人の間の空間場はとても清浄になりました。私の頭の脹れる症状も突然消えてなくなりました。
周りの多くの同修は、私と同じ状態にあることに気づきました。私と同じようにはっきりと「それは色欲心だ」と見分けていない修煉者もいて、自分が分かっていても隠したくて、それで真に内に向けて探すことができず、情の背後に隠れている色欲を発見できず、ゆえにそれを除去できない修煉者もいて、あるいはメンツのために自分の情に直面したくなくて、結局今も情の困惑から脱出していない修煉者もいます。今日、私は自分のことを書き出して、私と同じ情況にある同修に、色魔の変化する形を見分けて、自分の変異した情を除去して、色欲の魔を消滅できるように助言したいと思います。