【明慧日本2012年10月2日】赤峰市元宝山区に在住の法輪功修煉者・任素英さんは去年4月19日に不当に連行されて以降、罪もなく約7カ月間の不当拘禁を強いられ、その間、暴行などの拷問を受けて瀕死状態に陥った。今年2月頃、裁判所は法的な根拠を示さず、当事者の無実の訴えを無視し、任さんに懲役5年の不当判決を言い渡した。
拷問の実演:鉄製の椅子
任さんは拘禁中、後ろ手にして鉄製の椅子に縛られ、失神するまで指先をひどく挟まれ、電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた。また、髪の毛をつかまれ、顔面を殴られたりビンタをされ、倒れるまで蹴られ、衣を頭に被せられ、両足を両方に極限まで引っぱられた状態で、殴る蹴るの暴行を加えられた。任さんは鉄製の椅子に縛られた後、上記の拷問手順を何度も繰り返された。ほかに、箒で耳をいじられ、粘着剤を顔に塗られ、冷水で顔にかけられるなどの拷問も受けた。
拷問の実演:両足を極限まで引っぱる
去年5月10日、公安局で任さんは頭や顎、首などを、拳で数回強く殴られた。留置場に戻ると、任さんはさらに暴行を受けて喉に重傷を負い、5日間ほど食べ物が喉に通らなくなったが、その後さらに病院へ運ばれて塩分量の高い水で灌食の拷問を受けた。そのため任さんは一晩中、胃から粘膜や血を吐いた。しかし翌日、任さんは再び塩分量の高い水を灌食されたため、一時は失明するほどの重体に陥った。このような状態にも関わらず、任さんは7日間にわたって後ろ手に縛られて枷をかけられた。その間監守らは、任さんの指と爪の間に1本ずつ、合計10本の針を次々と差し込んだ。針を爪と肉の間に強引に入れられ、針が指の間に突き刺さった状態のまま放置されたため、指から大量出血した。
拷問の実演:針を指に差し込む
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)