【明慧日本2012年10月4日】山東省膠南(こうなん)市に在住の法輪功修煉者・李啓兵さんは今年3月6日午後、人々に法輪功の資料を配布していた。それを理由に4月20日、610弁公室の警官らにより家宅捜索、家財没収、不当連行などを受けた。現在、膠南市留置場で監禁されている。
膠南市の修煉者が前後約14人が不当連行に遭い、拘禁されていた。8月6日、李さんを含めて耿徳孝さん、殷啓業さんなどが不公平な裁判を開かれた。その後、同月の22日から連続2日間、ほかの修煉者・張淑新さん、張淑聞さん、陳玉珍さん、封金華さんなども裁判が開かれ、1時間以内で早々に閉廷した。こうした裁判は、裁判長がいずれも修煉者に対して双方の弁護人の答弁を許さず、法律と事実の証拠を示さず、提示していた公訴人の偽証拠を調査もせずに採用した。また当時、法廷に立った李さんの惨めな様子は、施設の中でどれほどの拷問に耐えてきたのか、その迫害のひどさを物語った。
上記の被害者は裁判が行われる前に、何の手続きもなく罪の証拠もなく、青島大山留置場などの施設で少なくとも5カ月以上の不当拘禁を強要されていた。さらに、膠南市610弁公室は彼らを拘禁する際、連夜、拷問を伴う不当尋問を加えた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)