【明慧日本2012年10月16日】遼寧省盤錦市に住む法輪功修煉者・李尚詩さん(65)は迫害を受けたため、流浪生活を余儀なくされて家へ帰れず、あちこちの親族の家に泊まる生活を強いられていた。しかし、2004年4月20日午後5時頃、帰途中、4人の不審者に押さえ付けられ、双台子区公安支局へ送り込まれた。3ヵ月の不当拘禁を経た後、無実ながらも懲役14年の不当判決を宣告された。かつて、李さんは2000年3月頃にも強制連行され、3年6ヵ月の不当判決を言い渡された。
李さんは現在の監禁施設・撫順二刑務所(青台子刑務所とも呼ばれる)はもとより、ここへ移送されるまで各施設での拷問を受けつくしてきた。長時間の断食、「死人ベッド」にての強制的灌食、スタンガンによる電気ショック、面会禁止、食事制限、独房監禁、各種の残酷な拷問が行われ、肉体と精神の状況がひどくなるまで迫害を受け続けた。そのたび、家族は面会を要求したところ、李さんは思想改造に従わず転向していないとして、施設側は拒否し続けた。そのため、李さんの妻は夫が強制連行されてから、解決する道もなく、涙に暮れるしかない状況下で苦痛の限界に達して失明し、無念の思いを抱き苦しんでいる。
拷問の実演:「死人ベッド」