【明慧日本2012年10月17日】上海市金山区に在住の法輪功修煉者・葛肖天さん(52歳女性)は今年4月10日、地元で法輪功の資料を配布したことで、警官に不当連行された。金山区刑務所に拘禁された葛さんは、約5カ月後に初めて面会を許された。そして、連行されてから4カ月後に逮捕状が発行されたという。
9月3日午後、葛さんの家族は、面会場所で看守らに監視された。また、葛さんは長期間にわたって腕に手錠をかけられたため、手錠が肉に食い込んで傷跡が残った。家族は看守らの目つきを気にしながら、話の内容、本音が言い出せない葛さんの様子を目にし、葛さんが施設の中でどれほどの恐怖に覆われてきたのかを知った。また面会後、施設の長官は家族を呼び出し「葛をやっつける」などと言って家族を脅した。
1998年5月に法輪功を習い始めた葛さんは、「真・善・忍」の原則に従って己を律し、病院の治療を受けずに心身共に回復した。こうして葛さんの変化を目にした家族や友人らは、法輪功が心身の健康に良いと実感し、その奇跡に驚いた。
それ以来、葛さんは修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共(中国共産党)当局に迫害されている真相を人々に伝える事に力を注いだ。
2000年11月17日、葛さんは、法輪功の潔白を訴える内容を書いた横断幕を掲げたという理由で、懲役3年の実刑判決と執行猶予3年を宣告された。拘禁中の健康診断の結果、葛さんは妊娠していることが分かり、家へ帰された。
2004年8月17日、葛さんは再び連行されて15日間、拘留された。その後、刑務所へ移送され、2007年3月8日まで拘禁された。
2008年6月17日、葛さんは労働教養1年を宣告された。そして一昨年2月4日、1年6カ月の労働教養を宣告された。