【明慧日本2012年10月22日】遼寧省凌源(りょうげん)市に在住の董暁明さん(36歳男性)は、田舎の学校に10年間も勤務している優秀な教師である。学校ではさまざまなトラブルや数々の難題を解決し、質の高い授業を行うことで学生や保護者から高く評価されていた。董さんは「真・善・忍」を信じることは世の中の崩壊した道徳を回復することができると分かり、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共(中国共産党)当局に迫害されている真相を人々に伝えた。しかし、これを理由として、中共当局の警官に連行され、何度も拘禁された。学校の生徒や保護者はそのたびに、違法行為は一切なく、仕事に責任感のある董さんの帰りを待ち望み、学校や司法部門に董さんの救出を呼びかけた。
国保(国家安全保衛)大隊の警官は、董さんへの救出に力を注いでいた十数人の保護者や学校関係者に対して、解雇したり逮捕したりするなどの脅し文句で救出活動を妨害した。そのうえ、同隊メンバー・王桂林は偽善や騙しなど卑劣な手段を用いて、董さんの家族から5万元もの金銭を入手しようと企てていた。家族は貧乏ながらも、王の虚言を信じてしまい、王の指示に従い、あちこちから借金して王に5万元を手渡した。