【明慧日本2012年10月26日】黒竜江省チチハル市建華区に住む賈桂蘭さん(70代)は2008年8月ごろ、中華路派出所による不当に連行された。その翌年4月、家族に通知もなく、秘密裏に懲役7年の不当判決を宣告され、黒竜江省女子刑務所へ移送された。そこで、長時間にわたって動けず、背もたれのない小さな椅子に座らされる拷問を受け、動かずじっと座る姿勢を強要された。さらに、人格の中傷などで恐怖が迫る環境に置かれ、肉体的・精神的に数々の迫害を加えられた。
賈さんは顔と手の皮膚が異常に蒼白になり、体が痩せこけ、意識がもうろうとしていた。その様子が、同所で面会した賈さんの娘の目に入った。そのとき、賈さんは、心臓病が発症して6回も失神して倒れ、うち2回は死に掛けていたことを家族に伝えた。賈さんの娘は、賈さんを出所させて治療を受けることを求めたが、施設側に拒否された。
拷問の実演:小さい椅子に座らされる
黒竜江省女子刑務所は、法輪功修煉者を拘禁し、迫害する邪悪なアジトであり、特に監禁エリア第9号と第11号は、法輪功修煉者を残酷に迫害していることで知られている。悪らつな大隊長からの命令を受けた囚人らにより、賈さんは毎日、24時間監視され、板の椅子に座らされ、両足を閉じて手を膝の上に置き、腰をまっすぐ伸ばした状態で、17時間以上同じ姿勢を強いられる拷問を受け続けた。賈さんが少しでも姿勢を崩すと、すぐに殴る蹴るの暴行を加えられた。