山東省立二院での法輪功修煉者に対する臓器摘出の実態

 【明慧日本2012年11月2日】私は親戚が受けた臓器移植から、中共(中国共産党)が法輪功修煉者の臓器を摘出した上に売買していることについて、有力な証拠を述べます。

 ある女性の親戚は2年前に腎臓病を患い、何軒もの病院に通って治療を受けましたが、一向に治りませんでした。最終的に、自身が臓器不全で腎臓移植をしなければならないと医者に宣告されました。しかし、彼女の特殊な血液型によって一般の診療所では対応できず、山東省立二院という大型の病院を紹介されました。その後、そこで順調に臓器移植の手術が行われ、合計30万元の医療費がかかりました。

 今年9月頃、臓器移植を受けた上記の親戚から次のような話を耳にしました。「あなたは法輪功修煉者だから、私の腎臓移植について聞きたいことがあるとわかっています。移植で得られた腎臓は実のところ、法輪功修煉者からもらったものです。私だけでなく当時、病院で臓器移植が必要な患者たちは皆、法輪功修煉者の臓器を待ち望んでいました。なぜかと言うと、医者や看護婦から、臓器を摘出される人は法輪功修煉者だという話を耳にしていたからです」

 この話を聞いて私は涙が流れました。私が彼女に「一旦、この迫害事実が暴露され、調査されはじめたら、証人として立ち上がってくれますか」と聞くと、彼女は驚いた顔をして「中共が法輪功への弾圧政策をとっている中で、私は自分の家族にすらこのことを一切口にしていないのに、あえて公に真実を言えますか。どうかあなた一人だけが真実を知っていてください」と、とても恐れている様子で言いました。

*訳者注:

 1999年「7.20」、中共は法輪功迫害を開始し、特に最近暴露された法輪功学習者からの臓器摘出、臓器売買の迫害が続いている。カナダのデービッド・キルガー(David Kilgour)氏とデービッド・マタス(David Matas)氏は、調査報告書を作成し、修煉者らの臓器が摘出されると同時に高値で売却されていることは、多くの証拠からり非難すべき事実であるという結論を出した。

 キルガー氏とマタス氏は、中共の監禁施設で、法輪功修煉者が生きたまま臓器を摘出されているというショッキングな事実を暴露した「血まみれの臓器狩り」(Bloody Harvest, The killing of Falun Gong for their organs)の著者である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/31/264719.html)