【明慧日本2012年11月20日】大連市では今年7月6日、100人以上もの法輪功修煉者が不当に連行された。馬瑞田さん、車忠山さんなど14人の修煉者が被害に遭い、現在、14人は大連刑務所に拘禁されている。今回の不当連行は、新唐人テレビ局の受信アンテナを設置した世帯を対象としており、これに加担したのは、大連市610弁公室、公安局、国保(国家安全保衛)大隊、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、街道弁事所(中国の行政の末端機関)などである。
事件発生後、被害者の家族は、弁護士に無罪の弁護を依頼した。しかし、中共(中国共産党)当局は被害者への迫害を隠蔽するため、弁護士側と家族側からの面会要求を拒否し続けてきた。中共当局は、この迫害の実態を隠蔽するため、弁護士に対して裁判の手続上で妨害工作を行っており、嫌がらせや脅迫などの卑劣な手段を用いて、家族や多くの人々を欺いている。
以下は、かつて一部の法輪功修煉者が大連刑務所で受けた迫害状況。
張桂蓮さんは今年8月5日、迫害され死亡した。
曲斌さん、張国立さんは危篤に陥るまで迫害された。
腎臓に障害を持っている侯春麗さんは、暴行されて足を骨折した。
車忠山さんは「トラの椅子」「地環(手錠で地面に固定する)」などの拷問で苦しめられ、3度も病院へ搬送されて緊急治療を受けた。一方で車さんの妻・汪月娥さんは懲役2年の不当判決を宣告され、馬三家労働教養所に拘禁された。