【明慧日本2012年11月29日】山東省青島市に在住の法輪功修煉者・喬建軍さん(30代)は、会社で優秀な設計士として高く評価され、同僚に信頼されていた。今年7月15日午後2時頃、山西省呂梁(ろりょう)市文水県で「神韻公演」を収録したDVDを所持していたため、警官に連行された。8月3日、家族は喬さんが拘禁されていたことを知り、遠いところから施設に辿り着いたものの、裁判所側から罪名を宣告されていないことを理由に、面会を拒否された。
喬建軍さん
今年11月20日午前9時頃、喬さんの家族は法廷の場で喬さんと顔をあわせたが、顔色が悪く、痩せこけた喬さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。家族と友人は喬さんのために告訴する道もなく、傍聴席で涙をながして怒りをおさえきれず、中共(中国共産党)当局がいかに悪らつかを人々に訴えるしかなかった。
法廷の場で、喬さんは疲れ果てていたにもかかわらず、法輪功の真相を伝え続けた。弁護士は公安部門の条例や法律の条文、各種の証拠を取り上げ、喬さんの無罪を証明した。
こうして公訴人は、偽の証拠を元に起訴したため、返答に困った挙句に詭弁を続けられなくなり、言葉に詰まってしまった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)