【明慧日本2012年12月6日】甘粛省蘭州市に住む法輪功修煉者・賀建忠さんは今年10月27日午後3時頃、自営の絵画店で同市公安局の国家安全保衛(国保)大隊の警官によって不当に連行された。また、賀さんが連行される際、同室していた顧客は警官の強制命令に従わないとして、鼻から大量の血が流れ出るまで顔面を殴られた。
警官が賀さんの店に押し入る直前、絵を表装することを口実にした男性が賀さんの店に出入りした。この男は同隊の大隊長と結託して賀さんへの迫害に加担したという。
事件発生の二日後、賀さんの姉が賀さんの店に入ったところ、賀さんの店で捜索している警官らの不法行為を目撃したとして、公安支局へ連行された。その後、詳細不明な書類に署名を強制され、釈放された。
11月9日、警官は再び賀さんの店に侵入した。そこで絵画、書籍、パソコン、プリンタ、刻印機、貯金10000元、現金、顧客が預けた絵、賀さんの多数の家財が没収された。
家族は国保大隊へ行き、賀さんの店で没収した現金などを返すよう要求し、「それは家賃を支払うための金だ」と訴えた。しかし、お金を返されないばかりか、「俺たちのことを明慧ネットに載せたら、必ず復讐してやる」と警官に脅された。
現在、賀さんは龔家湾洗脳班で監禁されているが、無実ながらも、面会を禁じられている。