【明慧日本2012年12月18日】甘粛省の金川区裁判所は今月6日、金昌市610弁公室の指示を受け、陳旭中さん(41)に懲役4年、劉志萍さんに3年、路軍さんに5年、余成紅さんに4年を不当に宣告し、法輪功修煉者への迫害に加担した。
上記の被告人は6月13日と11月23日、2回の不当裁判を開かれることになっていたが、1回目は正当な理由もなく、当日に急きょ取り消された。2回目は、検察側は偽の証拠をもとに裁判したため、正義ある弁護士の弁護の前で、しどろもどろで答える言葉すら見つからなかった。当時、法廷の場で弁護士は、蘭州市で陳さんがDVDと携帯電話を買ったことを罪として起訴されたことが、これらの行為は法律に反していないと主張した。しかし、検察は次から次へと事実根拠もない内容を取り上げた。最後に弁護士は、「法輪功を学ぶことは、すべての法律に違反していません。かえって当局が被告人を罪もなく数カ月も拘禁したことが罪です」と、被告の無罪を弁護した。
路さんと妻の余さんが連行されてから、路さんの父親は迫害に大きなショックを受けて重病を患って死亡した。家に残された14歳の娘は、高齢の祖母と2人暮らしをしており、苦しい生活を強いられている。
陳さんは中共の法輪功への弾圧政策において、前後5年の不当拘禁を受けた。拘禁中、施設で連続5日間、睡眠をはく奪されたことがあり、また辛い労働や拷問などで苦しめられ体がぼろぼろになった。2011年11月15日、陳さんは自宅で不当に連行された。