【明慧日本2012年12月18日】遼寧省大連市では今年7月6日、多数の法輪功修煉者が強制連行された。被害者は少なくとも70数人に上ったという。今回の迫害は、同市610弁公室の指示により政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)をはじめ、各区の公安局が、地元の各地域の修煉者に対して大規模な逮捕活動を行った。
その実際の卑劣な手段として、当日、国保(国家安全保衛)大隊が開発区、金州区、普蘭店、瓦房店市、荘河市、長海県などの区の下級部門に指示を下し、令状の提示もなく修煉者の自宅に侵入し、家族の反対を押し切って家を荒らし回り、家財没収、不当連行を加えた。そして、公安局は司法部門と結託し、修煉者を労働教養所などに送り込み、拘禁中、修煉者は拷問や虐待、暴行を受けた。
11月8日、馬瑞田さん、馬愛兵さんら11人は、不当に起訴された。
王建さんは11月21日、大連市の沙河口裁判所で不正裁判を開かれた。王さんの弁護士が事実を並べ、確かな根拠を示して無罪を弁護すると、裁判所は検察による偽の証拠をもとに裁判したため、弁護士の反論に困った挙句に裁判を続けられなくなり、早々に閉廷した。
今回の迫害を受けた修煉者の家族は、被害者家族として連名で訴状を作成した。それにより、大連市公安局の金州新区公安支局、ハルビン路派出所、大孤山派出所、湾里郷派出所、黄海路派出所、開発区留置場、開発区検察庁などを起訴した。
被害者家族側が連名で訴状を作成し、提出した