【明慧日本2012年12月24日】江蘇省蘇州市の法輪功修煉者・常錚さん(40代女性)は先月13日ごろ、同市上方山洗脳班に連行され、親戚との面会も禁じられた。また、母の常桂鳳さんは法輪功を学んでいることが理由で迫害され、死亡した。
常錚さんは一人暮らしをしていて、11月初めから行方不明になった。その後の情報によると、常錚さんは11月13日に連行され、携帯電話、ノートパソコン3台など家財を没収されたという。これらに加担したのは、蘇州市610弁公室、国家安全保衛大隊および高新区許関派出所の警官たちである。
桂鳳さんは1996年に法輪功を修煉し始め、以前患っていた心臓病、糖尿病、メニエール病などはすべて完治した。2010年1月24日、常錚さんは法輪功の資料を配った時、不当に連行された。翌日、母の桂鳳さんも連行され、3日間取り調べを受けた。また、プリンタ、パソコンおよび法輪功の関連書籍も没収された。当時59歳だった常桂鳳さんは脅迫されて健康状態が悪化したため、一時出所を許された。一方、常錚さんは6カ月後に釈放された。
2010年3月から、桂鳳さんは地元の警官や居民委員会(共産党の最下部組織)の関係者に嫌がらせをされ、監視された。
同年5月、蘇州610弁公室、国家安全保衛大隊の関係者が桂鳳さんの自宅に押し入り、常錚さんを洗脳班に送り込もうとした。その結果、桂鳳さんは再びショックを受けた。相次いで衝撃を受けた桂鳳さんは2010年6月19日に亡くなった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)