文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年12月26日】偉大なる師父、こんにちは! 同修のみなさん、こんにちは!
私は1996年に大法を得た古い弟子で、今年63歳になって、退職する前は会計監査の仕事をしていました。
師父は『ロサンゼルス市法会での説法』で「法を正すことは、絶対的に厳粛であり、修煉を始めるときにしてあげるべきことは師父が全部行ない、今はあなたの正念を頼りに関を乗り越えなければなりません。正念が強ければ、師父は手助けしてあげることができます。あなたの正念が充分ではなく、基準に達していなければ、師父は何かをしてしまうと、それほど大きなことに関わってしまいます。ですから、大法弟子の修煉の道がいったん、按排されると、基本的に誰も軽々しく変えてはならず、良いものも、悪いものもあなたに対して、成す術はありません。誰かがあなたに、特別に良いものを与えようとしても、それはできません。誰かがあなたに、あなたの修煉の過程に元々ない、特別なものを与えたり、あなたをもっと迫害しようと思っても、やり遂げることができません。しかし、あなたがしっかり行なわなければ、それによってもたらされることがあります」とおっしゃいました。それでは、修煉者は能動的に師父が按排してくれた道を歩むべきです。
一、悪質な警官も救われる
一昨年、現地の同修数人は警察に連行されました。首謀者はわが市で最も悪質な警官××で、彼の名前と悪行はよく真相資料に載せられています。××はいつも悪事を働いており、将来はどうなりますか? 自分がどんなに悪いことをやっているか、どんなに壊滅的な未来が自分を待ち受けているかも知らなくてかわいそうな人だと私はよく思います。いつか彼にしっかり真相を教えたいと思っていましたが、公安局に行くわけにもいかないので、ずっとその願望を実現できませんでした。
しかしある日、私は家で真相資料を印刷していた時に、「610弁公室」の警官4人が我が家に来ました、リーダーは××でした! 突然なことに私は少し緊張しましたが、師父が彼らに私から真相を聞かせるために、彼らを私の家に送り届けたのだとすぐ分かりました。こんなに悪い人(もちろん彼の先天的な生命自体は良い生命ですが)でも救うなんて、師父の慈悲と偉大さに私は感激の涙を流しました。また、これは私にとってどれだけ大きい信頼と鍛練でしょうか!
私は彼らに真相を伝え始めました。瀕死だった私に修煉してから起きた心身の変化を言った後、「大法弟子は皆良い人で、衆生を救うことをしています」と言いました。彼らは静かに聞いて、たまに質問して、基本的な真相が分かりました。××は私に「では、あなたは修煉を続けますか」と聞いて、私は「しますよ、こんなに良い功法、どうして修煉しないのですか」と答えました。彼は「それほど良いならば、あなたは家で修煉しなさい。資料などを貼り出さなければ、誰もあなたのやることに口出しをしません」と言いました。私は引き続き真相を伝えて、1時間の間、彼らはずっと穏やかに私と会話して、横暴な言動をしませんでした。きっと師父は私を加護され、彼らに真の修煉者の前で暴行をさせなかったのです。
恐れる心はありませんでしたが、私が少し油断して正念が弛んだら、突然××はパソコンを持ち帰って検査すると言い出しました。この時、私は意識もしていないしそうさせる能力もありませんが、このような一幕がありました。××は突然猛烈に嘔吐し始めて、心臓まで吐き出すほどひどく吐いて、また口の中で訳の分からないことも呟いて、ひどく失態を演じました。自分は特に彼に対して何の念も起こしていなかったよ、と私は少し不可解に思いました。しかし、これは彼が間違いなく罰に当たったのだと誰もが分かりました。
事後、『2004年ニューヨーク国際法会での説法』の中の師父の言葉を思い出しました。「ですから、あなたにできることがあり、できることをしなければ、あなたは修煉者ではありませんが、あなたにできないことは大法は必ずやってあげます。師父に必ず方法があります。(拍手)
つまり、あなたが修煉する部分はあなたが修煉しなければなりません。あなたにできない部分、気づかない、意識できない、ひいては意識してもそれをやり遂げる能力のない部分は師父がやります。もちろん、放棄できない執着を見て、『能力はない』という口実で、自分の責任から逃れようとしたら、(皆笑って)それではいけません。私が言っているのは、あなたの生命の構造と考えの構造、あなたがまったく意識できない部分、やり遂げることのできない部分に関しては、師父は間違いなくやってあげるということです」
なるほど、分かりました、これは師父が彼を教え諭しているのです。彼も世の中には本当に因果応報があると分かったようで、部下を率いてすごすごと帰りました。それから、真相資料に彼が悪事を働いたという報道を一度も見たことがありません。
師父は彼を救いました、彼は今後きっと悪事を働かなくなると私は信じます。彼はかつてどの次元の生命だったのかはわかりませんが、このような形で師父に教化されて救われて、彼はあまりにも幸運でした。また、その日にもし師父のご加護がなければ、私は彼らに捜索されて迫害されたに違いありません。偉大なる師父は弟子をご加護して鍛えながら、悪質な警官まで救われたのです。
二、師父が按排してくれた道こそ、最も安全な道
去年の年末、当地区に新しく就任した政治法律委員会の書記は、3カ月以内に「法輪功を修煉しない」誓約書をすべての世帯に署名させるとテレビで宣言しました。彼は新しく就任して手柄を立てたいと思っていますが、これが自分に墓を掘ることに等しいとまだ知りません。真相が分かったら彼はきっとこのようなことをしないと思います。彼に早く真相を伝えないといけないと私は決心しました。しかし、政治法律委員会はそれほど簡単に入れる部門でなくて、万が一、私はそこで逮捕されたら…と私は迷いました。
夢の中で、目の前に広い面積の地面と空間が見え、そこには遮るものは一つもなくただとてもとても暗いところでした。目が覚めて、私の行こうとするところはとても暗くて良くない場所ですが、しかし何の妨げもなく何でもない、と私は悟りました。私は政治法律委員会の所在地を聞き出して、「あそこは邪気が溢れるところで行かないほうが良いですよ」と忠告されたこともありますが、しかし師父が按排してくれた道こそ最も安全な道なので、きっと安全に帰れると私は信じていました。
私はそこへ2回も行って、やっと会いたかった「610弁公室」の主任に会えました。もちろん1回目に行ったことも無駄ではなく、門の警備員5人に「三退」をしてもらいました。しかも彼らは素直に真相を受け止めて、「脱退しましょう」と一言言ったら、5人とも素直に頷きました。私は正直に警備員に「私は法輪功学習者で、『610弁公室』に用事があります」と言いました。以前、彼らは外部からの面会願いを門前払いにしてきましたが、その日は積極的に『610弁公室』まで繋げて、私を中に入れました。
「610弁公室」の主任と会った時、真っ昼間に鬼を見たように感じました。眼鏡のうしろにある目の形は四角形で、目玉にはなんと白い部分がなくて、上まぶたのしわは「人」の字の形をしていました。彼女は傲慢な態度で私に姓名と住所を聞いた後、お菓子を食べながら「どんな用事があるのか」と言って、私は「先日、あなたたちがテレビで宣言したことについて、反対意見があるために今日ここに来たのです。あなたたちが今やっていることは人を害することなので、早く止めてください。法輪大法は人に心身ともの健康をもたらして、良い人になるように教えています。江沢民は一個人の嫉妬心が原因で法輪功を迫害しています」と言いました。
「以前、私は脳血栓を患って、その上多くの合併症も発症して、病院も私の入院を断りました。法輪功が私を救って、私に2回目の命をくれました。もしもこの迫害がなく、より多くの人が煉功して健康を取り戻すならば、良いことではありませんか」と言った時、彼女の表情は厳粛になって、お菓子も食べなくなって、頭も下がりました。私の言葉はどうも彼女の痛いところに触れたようで、もしかしたら彼女の家族に重病に罹っている人がいるかもしれません。
彼女の態度は少し優しくなって、「ではあなた、修煉を続けますか」と。私は「もちろんです。こんなに良い功法を修煉しないはずがありません」と。彼女は「では、家で煉功したら誰もあなたに口出しをしません。外に出て勧誘などの活動をしなければ、きっと誰もあなたを逮捕したりしません。私はここの責任者なので、この言葉に責任を取れます」と言いました。私は彼女たちに「三退」を勧めました。その主任は断り、残りの人たちは誰も声を出しませんでした。
彼女たちは「三退」をしていませんが、真相が分かって、修煉者の善良さを感じ、大法と大法弟子に対する敵視した態度も氷解しました。私は彼女たちと1時間ほど話をして、帰る時、彼女たちは最初の傲慢さがなくなって、特に鬼のようなその主任は本当に変わって、満面に温和で善良な笑みが見られ、目の形も丸くなりました。「ありがとう、ありがとう、あなたをお見送りさせてください」と玄関まで見送ってくれました。師父が按排してくれた道は最も安全で正しい道なので、本当に手軽に衆生を救うことができると、その日の体験から私は体得しました。
三、制服を着る警備員・公安・警察こそ、更に救う必要がある
師父は『二〇〇二年ボストン法会での説法』で「このような情況であっても、実は皆旧勢力がどうしても大法弟子の心性に対して試練を与えようとして現れてきたことです。必ずこのようなのです。もしこのようでなければ、決して現れてくることはありません。この情況の下で大法弟子は自分の道を正しく歩み、できるだけ邪悪と旧勢力に付け入られないようにするには、正念を固めることが最も良い方法です。真相を伝え衆生を救い済度することに旧勢力はあえて反対できません。肝心なのは、何かをする時の心構えにそれらに付け入る隙を与えないようにすることです」とおっしゃいました。
恐れる心のせいで私は真相を伝える機会を多く逃しました。とうとう、私は恐れる心に勝ち抜いて、現地の所轄警察署に真相を伝えようと思うようになりました。
ある日、所轄の警官と3回もすれ違ったのですが、私は彼に何も伝えませんでした。普段着を着ている彼は私を尾行しているのではないかと疑って心配したからです。家に帰って、内に向けて探したら、恐れる心があって徹底的に師父と大法を信じることができておらず、自分を修煉者として見ていなかったことに後悔しました。3回もすれ違ったのは、師父が彼を私の前に送り込んで、私に彼を救わせようとしているのではありませんか! 今回逃した機会を今後補っていこう、今後、公安・警察官などに出会ったら絶対機会を逃さずに、彼らに正々堂々と真相を伝えて、恐れる心を除去しようと私は決心しました。
公安・警察関係の人は仕事の関係上、大法弟子に対して罪を犯す機会がとても多いため、彼らを対象に真相を伝える時、方法や話し方にも注意が必要だと思います。私にそのような願望があると見て、師父は多くの鍛煉の機会を按排してくださいました。最初、単独の警備員に出会って、それから単独の警官に出会って、続けて2、3人の警官、その後パトカーに出会いました。私はまた進んで裁判所、公安局、派出所などに行って、出会った警官、交通警察、警備員、パトカーに真相を伝えて「三退」を勧めました。数カ月で公安・警察関係の数十人に「三退」をしてもらって、ほかに真相だけを聞いて「三退」を断った人が10数人もいます。師父の按排、教化、ご加護のもとで私は順調にやり遂げてきました。
ある日、私はある警備員に真相を伝えたら、彼は「え? 制服を着た私にさえ法輪功のことを言うなんて、あなたは本当に大胆ですね」と言いました。私は「あなたは制服を着ているからこそ、真相を知る機会が少ないので、悪事を働かないことを教えるために、私は来たのです」と言って、彼は快く「三退」をしました。
またある日、道端で3人の警官が当直をしているのを見て、私は近付いて、3人に真相を話しました。彼らは聞きたくなくて、私を追い払おうとしました。そこを通ったタクシー運転手は彼らに「後ほど彼女はあなたたちに『三退』も勧めますよ、彼女は誰に対しても勧めています」と教えました。これは師父が運転手の口を借りて私を励まして、私の恐れる心を除去させていると思います。結局、3人の中の1人に共産党を脱退してもらいました。ほかの2人には脱退してもらえませんでしたが、私は鍛えられて、恐れる心もだいぶ除去しました。師父、ありがとうございました!
ある日、十字路にパトカーが止まっているのが遠くから見えました。これは師父の按排ではないかとひらめきました。また見ますと、警官を乗せた車も数台ありました。私はパトカーの前に行って、中に3人の警官がいました。助手席に座っているのは彼らの上司だと判断して、私はひとまず彼に「天災人災が多いご時世に、誰でも平安を保ちたいと思いますが」と言って、彼は「これを聞きたくない、早く行って! これ以上言うとあなたを捕まえるぞ」と言いました。その時もう一人は「あなたは何を信奉していますか」と聞いて、私は「私は法輪功を信奉します。法輪功学習者は皆良い人です」と答えて、「三退」の重要性も話しました。その上司は「良し良し、私は脱退します、脱退します。おばちゃん、早く家に帰ってください」と言いました。私は「すべてあなたたちのためです」と言いました。運転席に座る警官は「私のためですか? 良し良し」と言いました。その上司はパトカーを降りて「おばちゃん、早く家に帰ってください。私たちはみんな法輪功が良いと知っています。あなたは家でちゃんと修煉して、誰も干渉しません。気をつけて帰ってください」と私の肩を軽く押して、またパトカーに戻りました。
数カ月真相を伝えて「三退」を勧める中で、師父が私たちに慈悲心を持って衆生を救うと教えられたことを、私はしっかり覚えて実践しています。私の言ったことがすべて彼のためだと分かった時、どんなに邪悪な人でも凶悪にならないので、恐れる必要もないし、迫害も発生しません。
師父は私たちに出てきて「三つのこと」をしっかり行って、大法を実証するようにと教えています。「出てきて」とは家から外に出る意味もあるし、心の束縛から出るという意味もあると私は理解しています。つまり正々堂々と真相を伝えて、秘密工作員のようにこそこそしないことです。知恵をもって真相を広めることは正々堂々とした正しいことで、恥かしくて人に知られたくないことではありません。
師父は『精進要旨二』「『大法の威厳』についてのコメント」で「大法弟子としての善がなければ修煉者ではなくなり、大法弟子は法を実証することができなければ大法弟子ではなくなります。邪悪を暴露しているときも、衆生を救っており、自らの世界を圓満しているのです」とおっしゃいました。
法を得て10数年も経って、勇敢に大法を実証することができなかったら、私は大法弟子ではなくなります。同修たちよ、我々の神である一面を世間に見せて、大法を一緒に実証しましょう!
(明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)