【明慧日本2012年12月28日】北京市の外務省元職員・陳由邦さん(41)は先月10日、北京市内で地元の私服警官により、法輪功を学んでいるという理由で強制連行された。その翌日、公安局に付属する病院へ運ばれ、救急治療を受けたという。陳さんは未だに監禁されており、面会禁止令も出され、仕送りも禁じられている。
連行の当日、陳さんは自宅の前で見張っていた警官に逮捕されたうえ、自宅に侵入され、一部の家財を脅し取られた。その後、警官は高血圧の治療だと押し付け、約一ヵ月にわたって陳さんを病院で監禁し続けた。
12月19日、家族には、陳さんが法輪功を学んでいることを理由として逮捕状が出されたと知らされた。こうして陳さんが拘禁されてから、高齢の母親と幼い子供は涙ながらに苦境に陥っている。
陳さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、職場では優秀な公務員として仕事をこなし、同僚に信頼され、家庭では家族と仲良く暮らしており、周囲の誰もが認める良い人であった。