【明慧日本2013年1月8日】神韻ニューヨーク芸術団は先月30日午後4時半、カナダの首都・オタワで4日間にわたって5回の公演を行い、大成功を収めた。全公演すべて超満員で、8千人あまりの観客が来場した。
神韻オタワ公演
神韻の壮大なスケール、奥深い内容、一流の演技、絶妙な演出は多民族を有するオタワ市民らを魅了した。「生きる意味と希望を見つけれた」「人類の新紀元が始まった」「良知を最後まで守り抜くことで神佛に加護される」など、観衆の共通した感動が多く寄せられた。
観客の中には、芸術に携わる人も多くいた。芸術の立場が違っても、芸術家達は各方面における神韻の完璧さに驚嘆せずにいられなかった。
音楽家ジャン・ジャック・ブルネル氏(右)
ケベック州Maniwakiで指揮者と音楽の総監督をしていた音楽家ジャン・ジャック・ブルネル氏(75)は、神韻公演の音楽について、次のように賛美した。「すべてが完璧で正確でした。指揮者は非常に優秀です。神韻の音楽が生きています。私はすべてのアーティスト達に脱帽して敬意を払いたいです」
バレエダンサーでジャズ歌手でもあるSusanne Sarault氏は「超一流の公演です。まだ観ていないという人がいれば、絶対観なければなりません」と絶賛した。
神韻公演は芸術修養の高い人に芸術の醍醐味を与えただけでなく、心に傷を負った人をも癒した。
Gilles Plouffe氏(右)と息子
エリザベス女王のジュビリー勲章の受賞者で、カナダ連邦政府の役人Gilles Plouffe氏は去年、自閉症を患った息子の願いで一家を連れて神韻公演を鑑賞した。息子が内容を完全に理解したことに一家は驚き、奇跡が起きたと騒いだ。今年、息子が再び神韻公演を観に行きたいと言い出すと、Plouffe氏は迷わずうなずき、今後は神韻公演を鑑賞することを家族の年中行事として決めたという。
4年前、病人だった孫娘と一緒に神韻を鑑賞し、生きる希望をもらったというテリアン(Ehlene Therien)氏は、今年再び鑑賞し、再び励まされたと感動した。来年は、苦労している娘を連れてこようと話すテリアン氏は「神韻はいままで観た中で最高の公演です。来年も上演に来て欲しいです」と願った。
オタワの有名な精神科医Joie Zeglinski氏は、神韻公演の癒す効果について次のように分析した。「心理学から言うと、芸術は人間に与える影響力が大きいのです。芸術は人を心の傷や人間関係の悩みから切り離し、生きるのに必要な希望と夢を与えることができます」「人間は、生きることには悲しみや困難などが満ちていると考えてしまう傾向があるのですが、神韻を鑑賞すれば、世界は希望と美しさで満ちていると感じ、困難を乗り越える勇気が沸いてくるのです」
神韻公演の高い芸術性と不思議な癒す効果が、各界の観客に衝撃を与えただけでなく、その内容とメッセージも観衆に忘れがたい思いを与えた。
オタワカトリック教の音楽監督パトリック・ロワ(Patrick Roy)氏
4回目の鑑賞となったオタワカトリック教の音楽監督パトリック・ロワ(Patrick Roy)氏は、「神韻公演から多く精神的なものを見つけました。平和、慈愛、喜び、優しさなど普遍的な価値観はすべて舞台から感じ取ることができます。観ているうちに自分がその中に溶け込んで、浄化されていくと感じました。それと、考え方においても多くの発見を与えてくれました。もし、私達が平和と優しさの面において、もっと努力していれば、私達の環境はよりよい方向に変わっていったかもしれないと、ついつい考えてしまうのです」
オタワの建築士カール氏は、神韻は視覚の美の饗宴である以上に、精神世界の美しさが大変素晴らしかったと賛嘆し、神韻から得たインスピレーシュンは今後の仕事に大いに役立つと肯定した。
7年目の神韻鑑賞となったカナダの元外交官で中国問題専門家であるブライアン・マクアダムス(Brian McAdams)氏は、毎回受けた感動は違うが、神韻を超える作品は現に存在しないという感想は変わっていないという。中国で失った伝統文化を海外でよみがえらせた神韻公演について、「伝統文化を守ることは即ち人類の本質を守ることだ」と、神韻芸術団の功績を高く評価した。
中国5千年の神伝文化の神髄を舞台に凝縮し、毎年違う内容を観客にお届けしている神韻公演の真の魅力は、まさにその人類の本質を守り続けていることにあるのかもしれない。