文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年1月14日】私が勤めている会社は国有の大企業で、社内に数人の大法弟子がいます。これらの大法弟子は皆、師父の法理に基づいて自分を厳しく律し、社内の職員だけでなく、上層部の幹部達も口を揃えて大法弟子を良い人、通常では考えられないほどの良い人だと称賛しています。
清廉な食堂管理者
法輪功が迫害される前、社内の中間層幹部だった2人の大法弟子が、迫害が開始された後、中共(中国共産党)当局に妥協しないために一般社員に降格され、食堂の管理者になりました。彼らは食堂の日常の生活用品を購入する際に、会社のものを貪らず、我が物にせず、食品の品質を重視することを前提に、市場で最低価格で購入します。食堂の管理の面でも工夫を重ね、食事の品数を多くし、美味しく仕上げ、この食堂で食事をしている社員達は非常に満足し、自分達の食堂を誇らしく思っています。同社の他の食堂で食事を摂っている社員達は羨ましく、このことに話が及ぶと、「今、この社会で、法輪功修煉者でない限り、誰もこんなことはできないでしょう」といつも口にしています。
2008年のオリンピックの際、中共の「安定維持が第一」の期間中、市内の「610弁公室」はこの情況を知り、法輪功修煉者による食事への毒物混入を防止するというデマをでっちあげ、グループの幹部に大食堂の管理者の1人を移動させるようにと圧力をかけてきました。これに対して、管理者はその幹部や職員達の大法弟子への固い支持と慰留を見て、社内の主任と一緒に、自分達の職位を担保に、その大法弟子の留任を決定しました。この出来事は当時、社内で大きな反響を呼び起こしました。
上司に認められた技術者
もう一人の同修は技術者で、技術レベルが高く、与えられた仕事は選ばず何でもこなし、周囲の同僚に尊敬されています。
最初、長時間の苦しい仕事が与えられた時、彼はそれを心性を向上させるチャンスだと捉えました。しかしその後、このような状況が長く続くと法を実証する妨害になることを彼は認識し、このような状況に遭う度に心性の漏れを探し、状況も大分改善されました。そして、自分の心性の漏れを探す以上に、彼はそれを旧勢力による一種の妨害だと考え、それを徹底的に否定し、認めませんでした。現在、彼はこの困難な仕事環境から解放され、仕事が楽になり、さらに毎月上司から数百元の報奨金も支給されるようになりました。同僚からの嫉妬の声を聞いた彼は、上司に相談し、その報奨金から幾らかを他の社員に回すようにと上司に言ったところ、上司は「あなたはきちんと仕事をこなしているので、あなたに多く与えたいのです。他の人がどう思っているかは気にしないでいいですよ」と言いました。
称賛される管理者
下部の職場で一般的な管理者として勤めている同修がいます。彼は大法と師父を固く信じ、法を実証するために二度、中共当局に捕えられましたが正念で無事に出てきました。彼は普段から職場で、修煉者として自分を厳しく律しています。上司は安心し、同僚からは信頼されています。
2008年、彼は外出先で真相を伝えていた時、真相を知らない人に密告され、派出所に不当に連行され、その後労働教養を科されました。この情報を知った上司や同僚達は彼に面会に行きましたが、この同修が「転向」を拒否したことを理由に、上司達は面会を断られました。その後、労働教養を終えて出所してきた彼は元の職位に復帰しました。
正直で善良な下部部門の幹部
下部の職場の幹部のもう一人の同修は、施工管理技術部門を担当していました。この同修は大法の要求に従い名利に対して淡泊で、真相を伝えることを第一に置いています。施工会社と接触する際は、いつも原則を守り、相手に不当な要求をせず、技術的な問題を発見すれば、正常なルートで解決を図り、施工会社との間に非常に円滑な連携が形成されました。それにより、管理層の人のみならず、現場の大多数の職人達も大法の素晴らしさを知り、三退しました。特に多くの技術管理層の人達は大法弟子の高尚な品性と、今の社会の物欲の大きな流れの中で「妨害、要求、獲得、難題を吹っ掛ける」などの悪習との鮮明な対比を見て、ほぼ100パーセントの人が三退しました。
彼らは大法弟子と接する際、最初は心理的に対立した考え方で問題を処理していましたが、その後の疑い、理解できない段階を経て、最後には警戒心が完全に無くなり、この同修と親密な友達になりました。そのうちのある施工管理技術責任者は工事を完了して2年後の正月にも、遠方から新年のメッセージを送ってきました。
企業内の社員間には、大法弟子は皆が良い人であるという共通認識が形成されています。それにより、今まで述べてきたように、「現在のこの社会で、法輪功修煉者でない限り、誰もこんなことはできないでしょう」という認識が皆にある上に、さらに大法弟子の絶え間ない真相伝えを加えて、企業内では多くの社員が賢明に三退し、その中には、中間層幹部や上層部の幹部も含まれています。
以上は私が知りうる範囲内で聞いた、または見た大法弟子としての振る舞いの僅かな一部分です。