【明慧日本2013年1月17日】吉林省農安県の法輪功修煉者・魏成さん(41)は2007年5月27日、法輪功が迫害されている事実を載せた資料を作ったことを理由に、地元警察に連行された。そして3回にわたっておよそ2年の不当監禁を受け、不公正な裁判を開かれたが、最終的に2009年3月27日、懲役18年の重刑判決を言い渡された。
魏さんが連行されてから、魏さんの妻及び家族は幾度も夫の無罪を訴えて釈放を求め、派出所や司法部門を往復していた。その間、魏さんの妻は警察に恨まれ、妊娠中にもかかわらず身柄を拘束されたことがある。
魏さんは最初の裁判により5年の懲役を科された。2回目は、2008年3月頃に「中国共産党全国代表大会」の開催期間中、更なる迫害を企てられたため、10分足らずの裁判で8年まで刑期を不当に延長された。最後には、裁判が始まってからわずか30分後、魏さんは18年の重刑判決に直面した。
魏さんは公主嶺刑務所で迫害により深刻な胃の出血に到ったことで、死の寸前となっていた。施設側は危篤に陥った魏さんを病院へ送り、緊急治療をさせたが、依然として監視されるなど、魏さんは嫌がらせを受け続けた。
今年1月9日午後、施設側は、魏さんがすでに死の危険に陥ったと見て、責任回避のため家族にはじめて魏さんの状況を知らせ、家族はすぐさま病院に駆けつけた。しかし施設側は、迫害事実を隠蔽するため、家族に魏さんと接近しないよう脅迫し、魏さんへの監視を強化した。