【明慧日本2013年1月21日】湖北省武漢市の公安局は昨年11月6日、法輪功修煉者で、農業発展銀行漢口支店の貸付け課長・顔克倹さんを職場から不当に連行し、2カ月間洗脳班に拘禁、迫害した。12月31日にまた連行し、武漢市第二留置場に拘禁した。
顔さんはかつて全市の金融機関中、最年少の貸付課長で、経済専門家とも評されたことがある。顔さんの業務上の体験談は本店に、そして全国へと広まり、また中央及び地方テレビ局からも報道された。論文も全国のトップクラスの専門誌に発表され、現地の金融学会に最優秀賞に選ばれた。また、省、市からもさまざまな栄誉ある称号を授与された。
顔さんは1996年4月に法輪功を修煉し始め、以前に患っていた胃炎、偏頭痛、低血糖などの慢性疾患がいつの間にかすべて完治した。「真・善・忍」に従って自分を律し、良い人を目指していた。
しかし、顔さんは法輪功を修煉しているという理由で、これまでに3回洗脳班に拘禁され、迫害されたことがある。
2001年から2002年2月までの11カ月間、拘禁された。その間、殴打されたため、医者に外傷性脳損傷症候群と診断された。
2002年8月末、再び洗脳班で残虐な拷問で苦しめられ、脳の損傷などにより植物状態になるまで迫害された。
2012年11月6日、顔さんは仕事中に警官に自宅の鍵を奪われた。警官はパソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍、法輪功の創始者の写真などを没収したうえ、顔さんを武漢市白玉山北湖農場の洗脳班に2カ月近く拘禁。市の610弁公室は2人を洗脳班に派遣して顔さんを監視し、2万元の洗脳費を略奪した。
12月31日、武漢市公安局は再び顔さんを不当に連行し、同市第二留置場に拘禁。さらに迫害を加えようとしている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)