文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2013年1月26日】尊敬する師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
2年前に明慧ネットで同修が書いた携帯電話で真相を伝える体験談を読んでから、私もそのようにしたいと思いました。しかし周囲の多くの同修に聞いてみたものの、やり方を知っている人はいませんでした。
私は「天地行技術フォーラム」から携帯電話で真相を伝えることに関連する資料を印刷しました。何回も読んで研究して、携帯電話のショートメールとは何か、グループ発信とは何か、それぞれの種類の携帯電話にどの性能があるか、および安全における注意事項などが一通り分かりました。
ある日、めったに当地に来ない同修Aさんが来ました。しかもAさんは携帯電話で真相メールを送信する技術を知っていると聞いて、私はAさんのところに行きました。Aさんには半日の時間しかないため、私はAさんに半日で教わりました。事前に資料を読んでいたため、Aさんの言っている内容を私は全部理解できました。携帯電話の安全使用、連番を変える方法、グループ発信のソフトウェアのインストール、どのようにグループ発信するか、メールを封鎖されないための書き方、携帯電話のチップの購入方法、SIMカードの使用方法などを一通り覚えました。それから、真相メールを送る携帯電話は、一日も私の手元から離れたことがありません。
当初、音声メッセージやマルチメディアメッセージングサービス(MMS)などはまだなかったので、私は主にショートメール(SMS)を出していました。私が周囲の同修数人にやり方を教えて、彼らも携帯電話を使って真相を伝えるプロジェクトに入りました。受信相手に合わせて、私たちはそれぞれ異なるメール内容を編集しています。例えば、大法弟子に迫害を加える警察に、私たちは善悪に報いがあるという内容を作って、また実例を付き加えます。例えば、「大連市南関嶺刑務所の職員が健康診断を受けたところ、意外にも100人余りの中で10人も癌だと診断された」とか、「文化大革命が終わった後、北京市の劉伝新公安局長は法の裁きを恐れて自殺した。積極的に中国共産党に追随した警官793人、軍事管制幹部17人は秘密裏に処刑されて、家族には公務で殉職したと偽る」など。メール内容と一部の警察の電話番号は、すべて明慧ネットから取得しています。私はある同修と協力して、彼は火曜日、木曜日、土曜日に送信して、私は月曜日、水曜日、金曜日、日曜日に送信します。
ショートメールを発信する過程も心性を高める過程そのものです。このプロジェクトを始めた当初、私は発信の対象を主に警察・検察・裁判所としました。初回のメッセージを出したのはバスの中でした。出してから、私の心はドキドキして少し興奮し、緊張もしました。また、真相を伝える技能をマスターしたために喜んで興奮しました。はじめて凶悪な警察にメールを送るため、恐れる心も少しありました。
私は師父が『二〇〇二年ボストン法会での説法』でおっしゃった言葉、「真相を伝え衆生を救い済度することに旧勢力はあえて反対できません。肝心なのは、何かをする時の心構えにそれらに付け入る隙を与えないようにすることです」を思い出しました。私は全宇宙の中で最も正しい事をしているので、誰もが私を妨害する資格を持ちません。恐れるべきなのはあれら悪人たちなので、私ではありません。また、自分が出した一つ一つのメールは、一本一本の鋭利な剣のように当地区の邪悪を消滅するようにと発正念しました。こうしてから、恐れる心はすべて消えて、自分はとても高く大きくなった気がして、呼吸さえ確かに前より順調になったのです。
それから、携帯電話でメールを送ることはとても順調に進み、携帯電話に対する封鎖がとても深刻な時期でも、私は止められることなく、一回で数十人か百人に送ることができました。メールを送るには少々時間がかかって、その間に私はいつも発正念して、もしくは法を暗唱します。最も多く暗唱しているのは『論語』で、自分の心性もその中で絶えずに向上しています。焦る心、警察に対する憎い気持ちと闘争心、順調に発信できた時の歓喜心、顕示心、および時々湧いてくる恐れる心などを徐々に克服しました。問題に遭うたびに、それと関連する法理を思い出して、大法で自分を浄化し、正念もますます強くなっています。そして、普段多く学法することの重要さも体得しました。大法をしっかり勉強してこそ、問題に遭う時にはじめて法を思い出すことができます。「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」(『精進要旨二』「妨害を排除する」)
ある日、 大法弟子への迫害に直接携わっている警官らに私はメールを送りました。ある警官は返事をしてきて、とても口汚く乱暴な言葉を書いていました。私の心は少しも揺れておらず、ただ彼があまりに可哀相だと思って、彼を救う慈悲心を抱えて「私は心からあなたのために思っています。共産党の嘘に騙されてその道連れにならないように、自分と家族に退路を残してください。あなたに真相を教えるのは、あなたに自分の未来を選択する機会を与えるためです」と返事しました。このように私は彼と5回メールをやり取りし、彼が私に4回メールを送っている間に、彼の口ぶりはますます優しくなって、乱暴な言葉を使わなくなりました。メールのやり取りをしている間に、私は絶えず発正念をしながら自分の不足を探していました。しっかり学法したら、メールの返信に感謝を表すものが多くて、もし学法状態が良くなかったら、メールの返信に罵声など悪い反応が多いという現象に気付きました。もちろん例外もあります。
私たちはよく常人にも「法輪大法が伝わる」「天安門焼身自殺の真相」「字が隠れた石」などの真相メールを送ります。祝祭日に当たったら真相を届けると同時に祝福も贈っています。常人は普通みんな真相を受け止めますが、受け止めなくて返事をして我々を風刺する人もいます。このような返事に対して、私は相手の電話番号を登録して、それぞれの状況に合わせてまたメールを送ります。真相を信じて賛成する人に私は「親愛なる友へ」「三退して平安を保つ」のメールを送り、迫害や真相は自分に関係ないと思う人に私は「焼身自殺の真相」「字が隠れた石」などを送ります。皮肉や風刺をする人に私は「審判」「江沢民の自白」などの内容を送り、警察・検察・裁判所関係に私は「警察への手紙」を送ります。
私は真相の音声電話もかけています。このような電話をかけることも心性を高める過程です。学法をしっかりして心性を守れる時、電話の相手は電話を切らずに最後まで聞く人が多くて、もし学法をしっかりしておらず、心性も守れていない時、電話が繋がらない、すぐ切られるなどの現象が多くなります。
ある日、私は同修Bさんと一緒に地方に行って、そこの同修にネットアクセスと印刷の技能を教えて、あわせて同修たちのコンピュータの問題も解決しました。あの数日間は疲れていましたが、学法と煉功をずっと怠っておらず、心性もしっかり守っていました。帰りのバスの中で、私は20通以上の真相電話をかけました。6分間の音声電話を、3、4人を除いてほとんどの相手は途中で切らずに最後まで聞きました。これは今までなかった現象です。私は喜ぶと同時に、このような形で励ましてくださった師父に感謝することを忘れていません。
警察・検察・裁判所の人に電話をかけると、ほとんどの相手は途中で切ります。特に大法弟子への迫害に携わっている警官は、「また法輪功だ」という人や、慌てて切る人、私を罵る人もいます。相手は電話を取る勇気もなく、数日後にまたかけたら、「この電話番号は現在使用されていない」となることもあります。しかし私はずっと動揺することなく、『二〇〇三年米国中部法会での説法』の中の言葉、「邪悪らがはびこっていますが、実はそれらは恐れおののいており、怖がっています。もちろん、邪悪生命は完全に根絶されるまでやはり悪事を働くように悪人を指図しています。邪悪に制御されている時に悪人は理性を失いますが、冷静になった時、それらは皆怖がっています。学習者の一本の電話でそれらは眠れないほど驚いてしまい、恐怖を感じています」を思い出します。たとえこの電話を彼らは最後まで聞かなくても、たとえ電話を取るさえしていなくても、同じく邪悪を震え上がらせる効果を果たせると思います。他の空間の邪悪は一掃されて、この空間の悪人も恐れるからです。私が電話をかける時に、同時にその人の背後にある邪悪を一掃するように発正念しています。静かに最後まで聞いてくれる警官もいます。
それから、私は電話にMMSの機能を加えました。MMSは送信できるデータ容量が大きくて、写真や絵も送信できるため、真相メールの内容がいっそう豊富になりました。最初、他の同修に編集したものを送ってもらって、私はまた配布していましたが、それから夫(同修)と一晩かけて、MMSメールの編集方法を勉強してマスターできました。私は明慧ネット上の内容をMMSに編集して、また明慧ネットに発表して、MMSを使う同修たちに参考にしてもらっています。衆生を救う中で道を正しく歩んでいれば、師父はきっと弟子を助けてくださいます。実は師父はすでに道を按排して、ただ私たちが実行することを待っています。「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)のとおりです。
MMSで真相を伝えるのは効果がいっそう良いです。MMSは伝えられる内容が多くて真相をはっきりと説明することができます。1つの番号に私は普通3つのMMSを送って、フィード・バックもとても良いです。MMSを受信してからお礼の返事をしてくれる人が大半で、まだあなたの言っていることを納得しないが、ありがとうございますと言う人もいます。質問してくる人もいて、「三退」したいと言う人もいます。
私は毎回携帯電話で真相を伝えようとすると、いつも電話を手に取った瞬間から発正念をして、時間が経つにつれて気を緩めて、安全面への注意を疎かにしたりしません。気が緩む時もありますが、すぐ自分の状態を正せるので、長期にわたり大体ずっと正念を保っています。だから、私の2台の携帯電話はずっと順調に使うことができます。封鎖される現象もほとんどなく、私が衆生を救い済度する大切な武器になりました。
以上は携帯電話で真相を伝える中で体得したものです。今後は師父のお教え通りに多く学法して、「修して執著を一つも漏らすこと無きを得れば」(『洪吟』「迷中修」)、法の要求で自分を律して、最後の時にもっと多くの人を救っていきたいと思います。
師父の慈悲深い済度に感謝します!!!
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)