文/黒竜江省の大法弟子 洪真
【明慧日本2013年1月27日】
三、善良な心で、真心を込めて真相を伝える
私達は真相を伝える過程で終始穏やかで、善良な心で対応するよう努めています。例えば、相手に資料を渡す時、必ず立ち上がり、両手で資料を渡し、資料の内容は私達の説明よりも具体的で詳しいと一言、付け加えます。所内の全員に資料を渡したい時は、まず所長の許可を得ます。所長に「私達はあなた方の意見を尊重します」と伝え、意見を求めれば、反感を持つ人にも出会い、すると所長夫人が直ぐにやって来て「彼らはあなた達にただ知ってほしいと言っただけではありませんか?」と言ってくれました。こうして穏やかな雰囲気で、自分の方から多くを言うことなく、資料で相手に詳細を伝えることができます。私達が彼らを尊重するので、彼らも同様に私達に優しく接し、訪問する度に、丁重に席をすすめてくれます。
乙事務所では、私達は不当に連行された同修の修煉前後の変化について説明しました。その同修は修煉する前、多くの病気のために多額の借金を背負い、子供までその返済の負担を強いられ、家庭内にはいつも軋轢がありました。修煉後、その同修は病気から解放され、子供の面倒もみることができるようになりましたが、中共に不当に連行されました。病気が治り、家族が仲睦まじくなり、法輪功を修煉して恩恵を受けたことを人に伝えただけで犯罪になりますか? これは人のためになるのではありませんか?
私達は江沢民の嫉妬から「天安門焼身自殺事件」の茶番劇、法輪功修煉者からの臓器摘出、直接的、間接的迫害により市内で百数十人が死亡したこと、そしてまだ20人近くの修煉者が不当に拘禁されていることを伝えました。また、世界の100カ国以上に法輪功修煉者がいて、海外の政府高官達も法輪功を称賛し、支持していることを伝えました。私達の師父は世界中から千以上の褒賞・感謝状を授与されています。まさか外国人は皆馬鹿なのでしょうか? 私達の話を聞き、彼らは時々質問し、知った後で驚きを見せ、分かってから同情するようになりました。
会話の中で私達の控訴に触れた時、私は彼らに言いました。「人を連行しておいて、誰にも知らせないのはおかしいのではありませんか? 判決を言い渡しておいて、家族に知らせないのもおかしのではありませんか? 今は噂だけで、本当に焦ります。こそこそと事を進行させ、違法ではありませんか?」これを聞き、所長は、「知り合いに聞いてあげます」と言って、電話の後、「正確な情報では、判決は4年です」と教えてくれました。私は何も言うことができず、目が潤んできました。所長は私を見つめ、「4年です。どう思いますか?」と聞きました。私はもうそれ以上自分を抑えきれず、泣き出してしまって、所内の弁護士全員を驚かせてしまいました。その後、私は泣きながら、同修と一緒に用意しておいた真相資料、真相CD、神韻DVD、そしてお守りを取り出し、弁護士一人一人に手渡し、彼らは大事そうに受け取りました。彼らも私の誠意ある言動に心を動かされたのだと思います。
その時、所長は私に聞きました。「天主教では、お互いに姉妹と呼び合っているようですが、あなた達は何と呼びますか?」 「私達は同修と呼んでいます。同じ師父に学び、同じ法を修めているからです」と私は答えました。この時、私は彼らに三退を勧め、2人はすでに親戚や同期生に三退してもらっていて、他の人はもう少し考えてみたいと言いました。所長は、「この職業では三退しない方がいいと思います」と言いました。中国は人口が多く、状況も複雑なので、私は多くを言わず、ただ彼らに「法輪大法は素晴らしい」と常に念じていれば福報があるとだけ伝え、同修と帰ることにしました。帰り際に、ある弁護士に、真相資料を持って時々来るようにと言われ、私達は明るい声で承諾しました。彼らは私達を玄関まで見送り、ずっと手を振っていました。
甲弁護士事務所によく足を運ぶにつれて、私は彼らと親しくなり、ある日、ある弁護士にウォーターサーバーの販売を手伝ってほしいと頼まれました。彼の話によると、法輪功修煉者は信頼できるからだそうです。私は製品の産地、品質、価格などを確認した後、彼に率直に言いました。「私の知人の中で、1台4千元もするウォーターサーバーを買える人はいません。もしいれば紹介はしてみますが、しかし、販売することはできません。何故なら、私達は厳しく心性を保つよう要求されているからです」私の率直な返事に、彼は怒らず、かえって敬服し「さすがは法輪功ですね。本当のことをありのままに話し、くねくね曲がらず、人を騙したりしないですね」と言いました。もう一人の弁護士が横で言いました。「世の人々が皆あなた方のようになれば、物事は何でもスムーズに運びますね」私は微笑んで言いました。「私達の仲間入りを歓迎しますよ」彼は「難しすぎます。今の社会では通らないのです。あなた達は本当に大変ですね」と言いました。私は答えました。「私達の師父のお言葉を借りると、『行ない難きも行ないうる』のです」彼は親指を立てて、大いに賛同し、敬意を表しました。
(続く)
(明慧ネット第7回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)