【明慧日本2013年1月27日】40年前に台湾からアメリカに移住した柯瑞娜(Corinna)さんは、真面目に仕事をして、余暇は歌ったり、踊ったり、スポーツなどをしていました。また長い休暇には、よく家族旅行をして豊かで快適な生活を送っていました。
第五式の功法を練習している柯瑞娜さん |
しかし1997年のある日、今まで健康だった柯瑞娜さんは庭を掃除していた時、突然息が苦しくなり、足も重く感じて倒れそうになりました。その様子を見ていたご主人は、すぐ柯瑞娜さんを病院に連れて行きました。病院で診察を受けた柯瑞娜さんは、医者に「すぐ入院してください」と言われました。柯瑞娜さんは医者の言うことを聞いて「私は健康で生活を楽しんでいたのに、なぜ急にこのようになってしまったのでしょうか? 人の命はこんなに脆いものでしょうか……」と悲しく思いました。
柯瑞娜さんは動脈血栓症になったのです。医者は「とても危険です。もし、脳や心臓に血栓ができると死に至ります。しかし足にできているから幸いですよ」と言いました。柯瑞娜さんはその後2週間入院しました。ベッドの上に横たわったまま動くことも入浴も許されず、トイレにも行けませんでした。医者は柯瑞娜さんの足を手術するつもりでしたが、薬物治療の効果が現れたので、手術は取りやめました。柯瑞娜さんがベッドから下りる時、今でも思い出すと恐怖を感じるほど足に激しい痛みがありました。退院の時、医者は「退院した後、必ず薬を飲み続け、病状をよく観察し、油断してはいけません。味付けは薄味にすること、内出血をするといけないので、内傷にならないように注意しなければいけません」と話しました。
柯瑞娜さんは医者に言われた通り、注意して生活をしていたものの、病状は良くなったり悪くなったりして不安定でした。ある時、柯瑞娜さんは歯が悪くなり抜かなければならず、歯医者に「3日間、血栓を治療する薬を飲まないでください」と言われ、薬を飲まなかったので足が腫れてしまいました。柯瑞娜さんは「私のこのような人生はいつまで続くのでしょうか? 死ぬことは怖くありませんが、痛むことが怖いです。寝たきり状態になって、自力で生活ができなくなったら、どうしたらいいのでしょう。医者はこのような患者は一生薬を飲まなければならないと言いました・・・」と考え、非常に落ち込みました。
1999年のある日、柯瑞娜さんは地元の中国語新聞に掲載されていた「9日間の法輪功学習クラス」のニュースを見て、スポーツと気功に興味を持っていたので、参加することにしました。そして、柯瑞娜さんは無料の「法輪功クラス」で法輪功の5式の功法を学び、「真・善・忍」の法理も学びました。当時、法輪功が病気を治せるという効果はよく知られていましたが、柯瑞娜さんは法輪功を学んで病気が治ることが信じられなかったのです。他の修煉者が「法輪功を学ぶと、体が浄化され病気が消えますよ」という話をしてくれましたが、柯瑞娜さんはそのとき、そのことをあまり理解できず、常に医者に自分の病気は重いと言われたことが頭にあり、いつも通り病院へ行き、薬をもらい飲み続けていました。
ある日、柯瑞娜さんは薬が切れてしまい、病院に薬をもらいに行きましたが、主治医は休暇をとっていて不在でした。他の医者に診察してもらうのは面倒だと考えた柯瑞娜さんは、数日後に戻る主治医を待つことにしました。しかし、何日も薬を飲んでいないのに足の腫れもなく、柯瑞娜さんは元気でした。「病気が治ったのでは!」と柯瑞娜さんは嬉しく思いましたが、やはり心配して、「もし、足が腫れたら、すぐに薬を飲もう」と考え、再び病院に薬をもらいに行きました。しかし、何日経っても、何カ月経っても柯瑞娜さんの足は腫れませんでした。それ以来、柯瑞娜さんは10数年も薬を飲まずに健康で、その時にもらった薬を「証拠」として、保存しています。
血栓症が消えただけでなく、柯瑞娜さんは毎年春には必ず花粉症の症状が出ましたが、法輪功の修煉で消えました。とっくに還暦を過ぎた柯瑞娜さんは現在、元気で活力にあふれ、コミュニティで法輪功の功法を教えています。柯瑞娜さんは功法を学びに来る人にいつも、「法輪功を学ぶと、人によって効果が違いますが、私はこんなにすばらしい出来事が起きたのです。ぜひみなさんも自ら体験してみてください」と話しています。