中国の拘禁施設による辛い強制労働
【明慧日本2013年1月28日】青海(せいかい)省の西寧市二十里鋪刑務所、省女子労働教養所、多巴男子労働教養所に拘禁されている法輪功修煉者が、以下のように迫害されている実態を証言した。
西寧市の二十里鋪刑務所はここ数年、主にアラビア諸国へ輸出する婦人用アクセサリの織物製品を修煉者に作らせている。修煉者10数人は便器のある牢屋(約15坪)に詰め込まれ、薄暗くて悪臭が充満した環境の中で、朝6時半~夜9時半まで辛い労役を強制される。
この労役は針を使っているが、針をなくすと、大変な事態とみなされて重罰を加えられる。例えば、全身裸にされてひどく罵られ、人格をさんざん侮辱され、ビンタを食らわされたり、立たされたりし、買い物を禁止されるなど、さまざまな制限を加えられる。
青海省女子労働教養所はここ数年来、修煉者を荒地へ送り込み、土地の開拓や工場の建設など、重労働に利用している。室内ではトイレットペーパーの包装、生活用品の生産、乾燥食品の加工、織物など各種の辛い労働を強制している。
多巴男子労働教養所は主に青海省地区に住む修煉者を拘禁し、迫害する拠点となっている。その労役は、ほとんどが青海省女子労働教養所と同様で、修煉者は各種の辛い労働で苦しめられているという。