【明慧日本2013年1月31日】河北省科技大学の元教師の宋洪水さん、李恵雲さん夫婦は2011年3月2日に警官に強制連行され、石家荘市第二留置場に送り込まれた。
宋さん夫婦は拘禁中、裁判を開かれた。法廷の場で人権派弁護士は、私服警官が不審者のような行動をし、逮捕状も提示せず、乱暴に被告人2人を連行したことを非難した。また、彼らが被告人への起訴を企て、書類を捏造し、罪名をでっち上げた事実を訴えた。
李さんは辛い労働を拒否したため、長期間にわたって壁に付けた鉄製のチェーンを両手にかけられた。その拷問により体に障害を来たし、寝たきり生活に至り、食事や排泄などもベッドにそのままさせられている。さらに、モニターで監視されているため、精神的に弱って心神喪失状態に陥った。1ヵ月おきに違う牢屋に入れられているが、独房監禁では11ヵ月も部屋を出られず、ずっと閉じ込められたことがある。
一方、宋さんは未だに拘禁されているが、毎日14時間も続く辛い労働を強いられている。
博士号の学位を取得し、機械電子エンジニア専門の副教授であった李さんは、中共(中国共産党)の弾圧政策のもとで圧力をかけられた学校側から、理由もなく定職処分、給与の支払い停止、重要な教職の仕事を内部の掃除係に変えられた。かつて労働教養所や精神病院で拘禁され、施設内で薬物によって毒害されたこともある。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)