【明慧日本2013年1月31日】吉林市舒蘭市の法輪功修煉者・謝貴臣さん、劉淑蘭さん、譚承香さん3人は去年7月30日午前、町で人々に神韻公演を収録したDVDを配布している最中、白旗鎮派出所の警官らに逮捕された。以来、謝さんは舒蘭市南山留置場へ、劉さんと譚さんは吉林市留置場へ収容された。
8月13日、謝さんは施設内で拷問され、便血が出た。家族は謝さんの安否を心配し、公安局や収容施設に面会を要求したが、いずれも拒否された。その後、地元住民らが、釈放を求める連名訴状を司法部門に手渡したが、何の対応もなかったという。
今年1月22日、上記の被害者の家族が公安局へ行き、3人の状況を尋ねたところ、警察が「もう断念しろ。3人はもう判決を受けた」と言い張った。実際、被害者3人のうち、2人は拘禁中、すでに秘密裏に不公平な裁判が開かれ、謝さんに懲役10年、譚さんに8年の不当判決が宣告されたという。
家族はその判決結果を不服として、裁判長が不当判決を下したことを強く非難した。しかし、裁判長は「裁判中、被告人が法廷にいれば、家族などの傍聴者はいらない。そのため、予め家族に開廷の通知をしない。裁判書はすでに吉林市中級裁判所(高裁にあたる)に届けた。この件はもう私と関係ない」と冷たく返した。