【明慧日本2013年2月1日】黒竜江省ハルビン市の法輪功修煉者・宋英傑さん(43歳女性)は昨年4月28日、勤務先の病院と警察の共謀により、休暇中に出勤させられた。病院に到着すると、警察が待ち構えており、その場で逮捕された。一方、家族はその日から宋さんと連絡が取れず、ずっと宋さんを探していたが、5月11日に突然、宋さんの裁判が開かれたことを知らされた。
今年1月22日、宋さんの両親はハルビン市第二留置場へ行き、娘との面会を求めたところ、宋さんが昨年9月に懲役8年の不当判決を宣告されたと施設側は返答した。真冬に、宋さんの高齢の父親と母親は娘のために告訴する道もなく、施設の入口で涙を流していた。
元看護婦の宋さんは脳腫瘍を患っていたが、法輪功を習い始めた後、重病が全快した。それ以来、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共(中国共産党)により、法輪功修煉者が迫害されている内容を人々に伝えた。しかし、中共の法輪功へ弾圧政策のもと、病院側は修煉をやめさせるよう宋さんに圧力をかけていた。
2003年11月頃、宋さんは万家労働教養所で拘禁されたとき、法輪功を誹謗する命令を拒否したことが理由で、髪の毛をつかまれながら、スタンガンで電気ショックを加えられた。2時間連続の拷問で宋さんの顔は見る影もなくなり、皮膚が深刻に腫れた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)