【明慧日本2013年2月19日】山東省イ坊市の法輪功修煉者・郭玉蘭さんは、昨年の「十八大(中国共産党第18回全国代表大会)」開催期間中に指名手配され、自宅で不当連行された。郭さんの夫も被害に遭った。
郭さんは1997年に法輪功を学び始めた。1999年7.20以降、修煉者を集めて学法や集団煉功をしたという理由で、重要人物に指定され、2000年に不当連行された。その後、郭さんの夫も迫害され、労働教養を宣告された。それ以来、郭さんは一人で2人の子供を扶養し、苦しい生活を強いられていた。
郭さんの夫は、労働教養所で壮絶な迫害を受け、屈したことで、寿光(じゅこう)市洗脳班に利用され、修煉者を転向するよう説得、誘惑し始めた。その機に乗じて、中共(中国共産党)当局は郭さんを上記洗脳班に移送した。そして夫に誘惑された郭さんは、洗脳やひどい拷問を加えられて転向した。
出所後、郭さん夫婦は転向を取り消し、一から修煉をやり直そうとした。しかし、「十八大」期間中に、再び中共当局に迫害され、自宅から連行された。家にあった法輪功の関連書籍もすべて没収された。
それ以降、郭さんの夫は行方不明になっている。また郭さんは迫害の末に倒れ、死亡した。