【明慧日本2013年2月20日】江西省南寧(なんねい)民族師範学校の元教師・黄円然さんは、幼い頃から心臓病などを患い病弱だったが、1996年に法輪功を学び始めてから、丈夫で健康な体になった。
1999年7.20に法輪功への弾圧が始まって以来、中共(中国共産党)当局は法輪功を誹謗中傷する宣伝を広範囲に行った。このような状況下でも、黄さんは法輪功の修煉を堅持した。1999年10月、黄さんは法輪功の潔白を訴えるため、北京へ陳情に訪れた。
黄さんは法輪功を続け、法輪功のために陳情したという理由で、教職員の資格をはく奪された。さらに学校側は黄さんの寮に対して断電や断水などの卑劣な手段で、嫌がらせやプレッシャーを加えた。またその後、黄さんが寮から追い払われた際、戸籍の移動を強要され、それを理由に2000元を脅し取られた。その上、学校側は黄さんを派出所に引き渡し、拘禁させた。
2000年末、黄さんは労働教養を宣告されて拘禁され、各種の拷問を受けた。2001年に出所後、黄さんは放浪生活を余儀なくされた。
昨年10月30日の明け方、黄さんは警官に連行され、ノートパソコン、カメラ、プリンタ、複写機、携帯電話2台、タブレットPCなど、多数の家財を没収された。その後、黄さんは抜け出すことできたが、それ以来、指名手配をされた。
黄さんと家族は共に大きな精神的圧力を感じ、その上、警察による私生活への妨害が絶えることなく続き、心身共に疲れ果てた黄さんは昨年12月17日、死亡した。