【明慧日本2013年2月23日】中共(中国共産党)当局による法輪功迫害が始まって13年、中共当局は中国国内の修煉者に対して、嫌がらせや監視、脅迫、尾行、不当連行・捜索、恐喝、暴行、虐待、拷問、家財の没収など様々な迫害を行い、修煉者を刑務所・労働教養所・洗脳班・刑務所などに拘禁し、暴行や拷問などを繰り返し行なった。また修煉者の家族も中共当局から迫害を受け、家族全員が甚大な苦痛を強いられた。家庭を持つ修煉者が自宅を追われ、離婚や放浪生活をせざるを得なくなるなど、多くの家庭が崩壊した。また、一連の迫害により、現在までに多数の修煉者が命を失っている。
湘潭(しょうたん)市の法輪功修煉者・楊適宜さんは1999年7.20以降、不当連行・不当拘禁・悪質な洗脳など、人権を無視した様々な迫害を加えられ、これまでに合計8年間も拘禁された。今年1月14日、楊さんは長沙市で法輪功の真相資料を配ったという理由で、寧郷(ねいきょう)県刑務所に拘禁された。
楊さんが連行された後、家に残された介護の必要な母親(90)と痴呆症の息子は、苦しい生活を強いられている。息子は日中、食事もせずに外を走り回り、痩せこけた体は極度に衰弱している。母親は寝たきり状態で便も失禁し、自力での生活ができない。楊さんが中共に迫害される中、圧力に耐え切れなかった妻は、一方的に楊さんと離婚した。
農民・劉立炎さん(62)は、陳情機関を訪れて法輪功の真相を伝え、法輪功の潔白を訴えたため当局から迫害された。劉さんが長期に受けた迫害により、劉さんの息子は、父親が法輪功修煉者であるという理由で、中共からひどく圧力を加えられた。結局息子は、迫害が自分の身に及ぶことを恐れ、恐怖に屈して法輪功を攻撃し、父親への迫害に加担した。