【明慧日本2013年2月24日】法輪功修煉者・張普賀さん(48歳男性)は無実ながらも、去年12月24日までジャムス刑務所で10年もの獄中生活を強要されてきた。出所後、張さんは施設内での壮絶な迫害により自立生活ができなくなった。廃人のようになり、健康診断で「二級障害者」と宣告された。
今年1月15日、人権派弁護士は同刑務所へ行き、張さんが依頼した「国家賠償金」の届書を出した。結局、施設側は弁護士を乱暴に扱い、嫌がらせや脅迫、罵倒の各種の卑劣な手段で法的手続きを妨害し、書類の引受けを拒否した。
1999年7.20に法輪功の弾圧が始まってから、1998年に法輪功を学び始めた張さんはこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように公安局や610弁公室、居民委員会による嫌がらせ・連行・拘禁・拷問・恐喝などの迫害を受けてきた。
張さんは2002年12月25日に強制連行された後、罪を着せられ懲役10年の不当判決を下された。2003年6月13日からジャムス刑務所へ収容された。10年来、張さんは殴る蹴るの暴行や独房監禁、毒物注射の各種の拷問でさんざん苦しめられた。3万ボルトの電気ショックを体に通されたこともあるという。また、張さんの拘禁中、施設側は張さんの家族から釈放を条件に数回にわたって金銭を脅し取った。
現在、張さんは出所したものの、病院で医者から小脳の萎縮・足の動脈硬化・肺結核など重症だと診断された。
また、10年間も無実を晴らせなかった張さんは、拘禁中、妻に一方的に離婚された。離れ離れとなった息子の理解も得られず、自分のことを大変心配してくれた両親を亡くし、一家揃って甚大な苦痛を受け続けてきた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)