【明慧日本2013年3月10日】瀋陽市の法輪功修煉者・劉志さん(51)は1995年に法輪功の修煉を始め、それ以降ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人になることを目指していた。長年悩まされていた舅姑との家庭のもめごとも解決した。幸せな家庭を築き、思いやりをもち他人の事を優先に考えるなど、周囲の誰もが認める良い人であった。しかし1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、劉さんは中共当局から様々な迫害を加えられ、4年の不当判決を宣告され、瀋陽造化留置場や遼寧省女子刑務所で壮絶な拷問を受けつくした。
若い頃の劉志さん
2010年7月5日、瀋陽造化留置場は劉さんに度重なる拷問により瀕死の重症を負わせた。その後、彼女が死ぬことによって責任を追求されることを恐れ、彼女を家へ帰した。1年後、劉さんは再び自宅で連行された。
一昨年の5月17日、家族はようやく劉さんと面会することができたが、劉さんの手は紙を掴む力さえなく不自由になり、身体は激しく痙攣し、涙が流れ続けて目を開けることできなかったのを見た。当時、劉さんは迫害を受けて瀕死の重傷を負い、出所して治療が必要であったが、刑務所側は治療を許さず拘禁し続けた。
施設側は劉さんへの迫害の実態を隠蔽するため、家族側からの治療要求を拒否し続けてきた。しかし、今年1月30日、家族は再度、劉さんとの面会を果たした。顔色が白く、立つことも困難で、廃人のような劉さんの様子を見て家族は、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかと、迫害の残酷さに衝撃を受けた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)