【明慧日本2013年3月13日】河北省邯鄲地区の武安市裁判所は今年3月1日午前9時頃、法輪功修煉者・王愛英さん(女性)に対して2回目の不正裁判を開廷した。弁護士は法廷の場で、公訴人の起訴した内容に反対し、被告人の無罪を訴えた。
2011年6月1日午前6時頃、王さんは夫・紅亮さんと共に、自宅で多数の警官に不当連行された。同時に、現金14900元と各種の家財も没収された。王さん夫婦は拘禁され、何も供述していないにもかかわらず、何の根拠もないまま王さん夫婦を不当に起訴した。
昨年2月頃、武安市裁判所は王さん夫婦に対して弁護士などの関係者もなく秘密裏に不正裁判を行い、妻に懲役4年、夫に3年の不当判決を宣告した。
今年2月2日、紅亮さんは20カ月間拘禁された後、無罪釈放された。愛英さんは未だに邯鄲(かんたん)市第一刑務所に拘禁されている。
武安市裁判所は1999年以降、中共(中国共産党)当局の法輪功への迫害に追随し、迫害の規模を拡大させている。これまでに、46人が労働教養処分を宣告され、11人が不当判決、1000人以上が不当に勾留された。また、不当に50数万元の罰金を科された。
武安市裁判所のように中国では現在、国民も周知のとおり、裁判所は中共の支配下にある。結局、中国の裁判所は法律もどき、裁判所もどきでしかない。中共が暴走した場合、裁判所などは中共の司法部門に過ぎない。これが、裁判所の実像である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)