文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年3月14日】
四、真相を伝えて急いで人を救う
私はどうやって真相を伝えたら良いかよくわかりませんでした。ただ、師父と大法は罪がないのに冤罪を背負い、あまりにも不公平だと思いましたので、上京して陳情しました。しかし迫害はまだ続いています。同修と会うたびに私は泣きました。暫くすると同修が私に真相資料を持ってきたので私は直ちに配りました。家は貧しかったので小さい頃から知らない人に声をかけたことがありませんでした。チラシを誰に配れば良いのか? どう言えばよいのか? 戸惑いながら家を出ると、遠くから木材を運ぶ馬車の列がやってきました。私は馬車の主人に「法輪功のチラシがありますが、いりますか?」と聞くと、予想もしなかったことに、彼らは大きな声で、「はい! いります。私にください! 私たちみんないります」と、後ろの同僚を指しながらみんなが必要だと言いました。私は喜んでみんなに配りました。それから私は積極的に村の同修と役割分担をして資料を作成し、真相を伝え、人々を救うことを急ぎました。村の全員に配布した後、外の村へ出かけました。夜、犬の鳴き声を避けるため、人々を驚かさないように私は靴を脱いで裸足で歩きました。石や棘に当たって足がとても痛く、足は牛の糞だらけでした。それでもあまり多く配ることができないので、昼間も配りました。
家を出る前に発正念をして師父の保護を願いました。『九評共産党』の本を後ろのカバンに入れ、「風雨の中、天と地を走る」のDVD、チラシ、小冊子などの真相資料を持ち、市場が立つ日に道路沿いで配りました。外の村に行って一軒一軒回って配り、時に休む時は村人に話しかけ、水を飲む時にも話しかけました。後になって、私は直接彼らに自分が来た目的を説明し、「私はあなたたちに福音を持ってきました。法輪大法は正法です。人々をより良い人、最も良い人になれるように教えています。あなたたちは絶対に腐敗した悪党の中共の言うことを信じてはいけません。全部ウソですから。彼らには後で悪の報いがあるのです。『法輪功は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と必ず信じてください。そうすれば善の報いがあります」と説明し、「三退」を勧めて署名をもらいました。
私と同修はどんなに忙しくても毎日必ず法の学習と煉功を欠かさず、お互いに人を救う体験を話し合いました。師父の人を救うことを急ぐという内容の経文を読んだ後、私たちは一日も休まず、真相を伝えました。駅に行って電車やバスを待っている人を救いました。往来する車の流れを見て運転手を救わなければならないと思い、運転手に配りました。車を止めて真相資料を渡し、後ろの車に合図を送り前に来て真相資料を受け取るよう指示しました。時に大小の車が車列を作り私の資料をもらうために並んで待っていました。私は彼らに、「私にあなたの時間を2分ください。あなたたちに福音を持ってきました。あなたたちの旅の安全をお祈りします。法輪功は冤罪です。あなたたちは必ず覚えてください。『法輪功は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』という福音を手にしたら必ず明るい将来があなたたちを待っています」と言いました。ほとんどの運転手たちは喜んで「三退」に同意し、手を振って「さようなら!」と言って去っていきました。彼らは私に「俺たちはどうやって法輪功に謝ればいいですか?」と聞きました。私は、「あなたたちは私たちの大法の師父に感謝してください」と答えました。私たちと縁があって救われた衆生を見て、心の中は非常にうれしく、本当に師父に感謝しています。もちろん、中には「俺の時間を無駄にした」と怒って罵る運転手もいますが、私はただ彼が救われなかったことが惜しいのです。天と地が喜ぶその日に、同じ服を着たたくさんの人たちが我々法輪大法の集団の前に来て私を探し、「あなたのお蔭で我々の命は救われました」と喜ぶ姿を師父は見せてくださいました。
国道で2年間配り、私は人が多いレストランを狙いました。私は真相資料を背負い、カレンダーや神韻のDVDを持って一軒も漏らさずに配りました。彼らは私を待っていたように、「お久しぶり」と言うような目で私を迎えてくれました。私はレストランのお婆さんに自分が来た目的を説明すると、このオーナーのお婆さんは喜んでDVDなどを受け取り、直ちにみんなの前で放送しました。私はそこで食事をする人々に大法の真相を伝えました。彼らの中の一人が「私たちは法輪功がとても素晴らしいと知っています。しかし、私たちは法を得る資格はありません。私たちは飲み食い・女遊び・賭博など何でもやっている人間です。良い人間ではありません」と言うので、私は彼らに真善忍でなぜ良い人にならないといけないかを説明しました。また、法輪功は冤罪であり、彼らが法輪功は素晴らしいと信じていれば必ず明るい未来があると教えました。彼らは私の話を信じて、「そうですね」と認めてくれました。私は彼らに近づいて資料を配り、「三退」させました。
カレンダーは重くてサイズが大きいので、私はタクシーで村を出ました。ある村に着くと三軒の売店で多くの人々が麻雀で遊んでいました。私は一軒目、二軒目に行って法輪功の素晴らしさを紹介し、冤罪で不法に迫害されている真相を伝えました。大法弟子の話を聞くと助かり、明るい未来が待っており、大法弟子は福音を持ってきますと彼らに伝えました。彼らは争って資料を受け取り、「三退」の紙に署名をしてくれました。三軒目に行ったら資料が足りなくなりました。また、一軒目の人が来て資料をもらいに来たのですが、私は彼にお守りをあげました。彼らはみんな喜んで全員が「三退」し、合計60人が救われたのです。
ある日、私は遠くの工場に向かいました。正面から社長と名乗る人が歩いてきました。私は直ちに、「私はあなたたちを救うために福音を持ってきました」と言い、続いて大法の真相を伝えました。しかし、彼は「俺たちは女が必要だ」と汚い言葉を投げつけてきました。私は厳粛に彼に「人間には人間のモラルと規則があります。良い人になると福が待っており、天の神様も守ってくれます。私は大法弟子ですからあなたに真相を伝えています。あなたも商売をやって苦しいことは理解できます。しかし、あなたは自分の妻と子供たちに悪いことはやってはいけません」と言うと、彼の心が動き、話を受け入れて、大法の真相チラシを受け取り「三退」に同意しました。
人を救う中では様々な人たちと出会います。ある日、私があるレストランに入った時、ちょうど宴会が終わった時で、40人余りが玄関にいました。彼らは綺麗な服装をして都会の人のように見えました。自分は田舎の人間で彼らと話すことができるかなと思いつつ、リーダーのような人の前に行って法輪功の真相を伝え始めました。私は笑顔で法輪功の真相を信じると明るい未来が待っていると言い続けました。彼は微笑んで私の話を認めるという合図を送りました。私は続いて、自分は神韻のDVDを持っているが、必要ですかと聞きました。彼は「法輪功のものなの?」と聞きました。私は直ちに「今、法輪功だけが正しく、良いものを持っている」と伝えました。彼は神韻のDVDを手に持って大きく上へ挙げて大きい声で「誰か必要ですか?」と聞いたので、私もチャンスだと思い「全球華人新年公演のDVDです。中華五千年の伝統文化を演じています。純善純美です。心を浄化してくれるのです、体まで浄化してくれますよ。鑑賞したら明るい未来が待っています」と叫びました。たくさんの人々の手が私の方へ伸びて争ってDVDを受け取りました。30~40人いました。口々に「お姉さんの平安を祈ります」と言った時、誰かが「バスが来たよ」と叫んだので、彼らはバスの方向に向かい大型バスで去って行きました。
私は村を出ると短くても往復25キロの道を軽く歩きます。お金がもったいないと思いバスにも乗りません。歩いて足が大きく腫れるととても痛くなります。その頃、父の病気が酷くなり倒れました。父の息苦しい様子を見て心が痛みました。父の面倒も見たいのですが、民衆を救わなければなりません。私が山を越えて遠くの村まで出かけて真相を伝えていた時、父は他界しました。家族と簡単なお葬式を終えて引き続き真相を伝えました。
私は自分が法を正す時期の大法弟子であることを良く知っており、師父と大きな縁があります。私は法を何よりも大切にしています。師父の像を見つめるとき師父は私に大法弟子はやるべきことを必ずやり遂げるようにと言われます。私にもまだたくさんの足りないところがあり、まだ基準に達していません。自分の短所を克服して師父を手伝い法を正し円満成就し、師父の後について本当の家に帰ります。師父の済度にとても感謝しています。
(完)