【明慧日本2013年3月15日】法輪功修煉者・雷金香さん(64歳女性)は2009年12月8日、法輪功を学んでいるという理由で懲役9年6カ月の重刑判決を宣告された。その後、雷さんは簡陽養馬河四川女子刑務所で壮絶な迫害を受け続け、今年2月1日、施設内で殺害された。
雷金香さん
雷さんが殺害された日、家族は施設側から、夜中3時から監房で読書をしていた雷さんが突然、心筋梗塞となり、朝5、6時に緊急治療を施したが死亡したと知らされた。
雷さんの遺体は死の真相を隠蔽するため、施設側の手配により、何の手続きもなく慌しく火葬された。そのとき、火葬現場に駆けつけた親族の証言によると、施設側は中共当局の脅迫により、やむを得ずこのような形で遺体を処理したと述べ、また雷さんの遺体には、顔面の皮膚の表面が黒ずみ、充血した鼻が真っ赤となっていたなど、死因が他殺だと疑わずにはいられないほど、異様な箇所が多くあったという。
雷さんの遺体検査報告には、心筋梗塞などの内容が書かれていたという。しかし「刑務所内で受刑者が時間制限もなく夜中3時まで読書を許されるのか?」「なぜ遺体に窒息の特徴が残っていたのか?(心筋梗塞の遺体には外傷はないはずである)」「施設側はなぜ親族の同意も得ず、慌てて遺体の検死解剖を行ったのか?」「なぜ慌ただしく遺体を火葬したのか?」など、数々の疑惑から、施設・病院側・検察院などの司法部門が互いに結託して、証拠隠蔽や偽装工作を行い、雷さんの死因を隠ぺいしたと家族は確信している。