【明慧日本2013年3月17日】山西省大同市の黄麗娟さんは2010年12月24日夜8時頃、警官や地元610弁公室に不当に連行され、洗脳班用に改造されたホテルで監禁された。そこで24時間監視のもと、椅子に縛られ、睡眠をはく奪され、暴行を伴う尋問を受けた。
一昨年1月13日、黄さんは市留置場へ移されてから、迫害に抗議して断食を続けた。三日おきに灌食を強いられていたが、十数日後、法的手続きも経ずに2年の労働教養処分を宣告された。
労働教養所で黄さんは独房監禁を強要されていた間、湿気が高く冷え冷えとした部屋におかれた。監視員に行動を制限され外界と隔離された。わずかな睡眠時間しか与えられず、洗脳工作も行われた。夏には炎天下において日々休まず辛い労働を強いられ、目の疲れや心臓病、眩暈の症状を引き起こした。
転向を拒否し続けてきた黄さんは、厳しい管理を行っている薬物依存者の回復施設や労働教養隊というグループに入れられた。それ以降、外出禁止・買い物禁止・睡眠の制限・立たされる拷問・狂暴な灌食・成分不明の薬物の投与・各種の拷問によって壮絶な迫害を受けつくした。
こうして瀕死の黄さんは、歩くことができないほど体が極度に衰弱していたにもかかわらず、さらに施設側は、受刑者に暴行させて黄さんを苦しませ、黄さんは四肢のけいれんに至った。黄さんは、家へ帰されるまでずっと治療を受けることができなかった。施設側は黄さんが死ねば責任を追求されると恐れ、黄さんを釈放した。