【明慧日本2013年3月17日】黒竜江省ジャムス市の同江市に居住していた李金生さん(73)は、法輪功の資料を配布したことが理由で、去年9月11日、不当に連行された。
同市610弁公室は警官を率いて、李さんの家に押し入り、パソコンやプリンタなど数万元に上る家財を没収した。同時に、家にいた李さんの妻・周桂林さん(65)を連行し、一時勾留した。
周さんは連日、夫を拘禁した同江留置場を往復してきたが、そのたび、面会を許されるどころか、「夫に不利な判決を下すぞ!」と610弁公室に脅されたという。
その後、非公開で3年の不当判決を受けた李さんは今年1月28日、ジャムス市刑務所へ収容された。家族は、すでに判決・収容を受けていた李さんからの電話によりはじめてこのことを知った。
不当監禁と3年の不当判決を強いられた夫への迫害と、家宅の不当捜索や嫌がらせなどにショックを受けた周さん一家は告訴する道もなく、苦境に陥った。さらに2月23日、周さんは重病に罹って治療の甲斐もなく死亡した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)