【明慧日本2013年3月29日】呉忠市中級裁判所(高裁にあたる)は3月15日、法輪功修煉者・馬雄徳さんに対して二審の裁判を開いた。人権派弁護士は「法輪功の修煉は合法であり、中共の迫害は有罪だ」と訴え、馬さんの無罪を主張した。
当日、法廷の場で「修煉をやめしないと、息子が危ないと国保(国家保衛)大隊に脅されました」、「法輪功を修煉したのは、体が病気だったからです。修煉後、心身ともに全快しました。その上、法輪功の信条に従って善に向かい、良い人を目指して自己を律していました」、「天安門の焼身自殺事件はでっち上げで、法輪功を迫害するためにデマが流されました」など、と馬さん自らの証言によって迫害の全貌が明かされた。
また人権派弁護士は「中国の法律も法輪功の信仰を禁止すると書かれておらず、法輪功修煉者の宣伝資料の配布は信仰上の自然な活動であり、中国の憲法でも信仰と言論の自由は保障されている」と言い、各種の法律を挙げて馬さんの無罪を弁護した。
馬さんの妻・鄭鳳英さんは去年9月1日、尾行を続けていた警察に捕まった。その後、夫婦2人はずっと呉忠市留置場で不当に拘束されていた。そして、秘密裏に馬さんは懲役7年6カ月、鄭さんは懲役7年の不当判決を宣告された。
現在、馬さん夫婦は上訴しているが、二審は原審を維持し、犯罪の事実根拠もないままに当局に拘禁され続けている。