【明慧日本2013年4月2日】吉林省蛟河(こうが)市に住んでいた法輪功修煉者・張広兆さん(69)は、一昨年9月28日から長春奮進労働教養所に拘禁されていた。先月14日、家族は刑期満了を迎えた張さんを施設に迎えに行った。しかし施設側は「張さんの拘禁期間中の独房監禁や断食を行なっていた期間は刑期として認められないため、その分を償わなければならない」と口実をつけ、張さんの解放を拒否した。
拘禁中、張さんは煉功したという理由で、連続7日間、独房(約2坪)に拘禁され、全身を鉄の椅子に縛り上げられ、長時間座らせられた。
その後、張さんは一連の拷問や迫害の残酷さに断食で抗議し、無罪を訴えて解放を要求した。しかし、要求は無視され、大量の塩を含んだ食料を強制的に食べさせられた後、再び独房に監禁された。6日後、張さんは普通の牢屋に戻されたが、瀕死状態に陥っていた。しかし病院へ搬送されることはなく、何の手当ても受けられなかった。
同施設は修煉者を洗脳し、上層部から下達された転向率の目標を達成するため、昨年10月中旬から12月末にかけて、厳しい迫害を行った。24時間監視・罵倒・殴打・「三書」作成の強制・法輪功への誹謗中傷・その他様々な洗脳工作が行われた。張さんも殴る蹴るの暴行を受けた。
現在、張さんは刑期満了日を迎えたにもかかわらず、未だに解放されずに拘禁され続けている。