【明慧日本2013年4月18日】九江市の法輪功修煉者・単木芝さんは2月25日、夫に「ちょっと出かけてくるから、お風呂の水を温めておいてください」と言って外へ出た。しかし、それっきり、単さんは家に帰ってこなかった。
当日、単さんは午後6時頃に出かけて、夜8時頃、学校の近くで法輪功の真相内容が書かれた紙を壁に貼り付けていた。その際、駆けつけた警察に捕まった。
その翌日、夫は公安局に電話をして妻の行方を尋ねたが、「賀家山(火葬場の場所名)へ行ってくれ」と言われた。結局、単さんは家を出てから、たった2時間の間に殺害されていたことがわかった。
殺人事件の当日、目撃者がいた。証言によると単さんが捕まえられた時、地面に倒されたという。この迫害に加担したのは劉家塘派出所と九江市公安局廬山区公安支局の警官であるという。
当局は、単さんが心臓病で突然死亡したため、ただちに火葬場へ送ったと主張しているものの、なぜすぐに火葬したのかなど疑問点が多く、家族側は迫害により殺害された単さんの遺体を親族たちから隠蔽するために、中共(中国共産党)当局が手配して、何の手続きもなく慌しく火葬されたと信じている。
また、同市の修煉者・何春花さん(70歳女性)も2010年1月12日、家を出てから行方不明となった。その後、家族は何さんを探すため、地元公安局に通報したが、警官は「もうやつを収容施設にぶち込んだぞ!」と返答した。何さんが失踪して3年も経ったが、家族側は、深刻に人権を蹂躙され生命の危機にさらされている何さんを非常に心配し、当局により罪もなく何さんが殺害されるのではないかと案じている。