【明慧日本2013年4月26日】白山市の法輪功修煉者・許運貴さん(76)は法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受けた。脳しんとうの後遺症・関節炎・腰椎椎間板ヘルニア・胃潰瘍などの持病が薬に頼らず全快した。
1999年7.20以後、中共が法輪功と修煉者への迫害を強める一方で、許さんはこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように公安局や610弁公室による嫌がらせ・拘禁・恐喝などの迫害を受けてきた。
2001年8月頃、許さんはデマを流された法輪功の潔白を求め、人々に法輪功はすばらしいということを伝えるために北京を訪れた。しかし、許さんはこれを理由に中共(中国共産党)当局から、一連の残酷な迫害を加えられてきた。許さんは不当に連行され、北京東城刑務所と団河労働教養所の二カ所の施設に監禁された。約2年にわたって、視力に支障をきたし、痛みや腫れを伴う足の重傷、高血圧になるなど、さんざん拷問された。
2003年11月17日、許さんは公安ら610弁公室により、長春朝陽溝労働教養所まで移送された。1年以上の監禁生活を強いられ、さらにひどい拷問を受けつくしたことで、自力で生活できなくなるほど心身ともに影響が与えられた。
2004年11月末に、収容施設から出所した許さんは、依然として地元警察や役人から嫌がらせを受け、苦しめられた。圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、転々として各地へ放浪生活を余儀なくされた。そのたび、所持品など多数の家財をすべて没収され、苦しい生活を強いられ苦境に陥った。
こうして家族と共に精神に大きな圧力を感じ、その上、絶えず警官らによる私生活への妨害で、心身共に疲れ果てた許さんは去年9月10日、病にかかって死亡した。