【明慧日本2013年5月3日】去年7月30日、即墨市610弁公室は公安局や派出所を率いて、数十人の警官を動員し、地元法輪功修煉者に対する大規模な逮捕行動を行った。徐宝臻さん、江守忠さんらが連行され拘禁され、被害者は20数人にも上った。
12月17日、即墨市610弁公室の指示のもと、不公平な裁判が行われた。そのうち、徐さんと江さんはいずれも懲役7年の重刑判決を受けた。
今年2月1日、人権派弁護士は青島中院裁判所(高裁にあたる)へ行った。弁護士は被害者のために上訴を申し込み、弁護受託書や弁護士資格書を提出した。しかし法的根拠も無く、それらの書類の受領は拒否され、同裁判所は卑劣な手段で弁護士を妨害した。
3月から4月にかけて、被害者の家族は引き続き、同裁判所を往復していたが、裁判長・任道亮は「北京市の司法部門からの許可を得ないと駄目だ」と無理難題を言い、まともに取り合おうとしなかった。
その後、610弁公室をはじめ公安局・検察部門・裁判所などの司法部門は互いに結託し、いかなる法律的根拠も示さず、当事者が述べた無実を無視し、秘密裏に起訴・裁判を行なった。弁護士や家族不在のまま多数の被害者に不当判決を言い渡した。その上、被告人による口頭弁論を実施せず、さらに被告側の弁護士の弁護も許さない状況下で原審を維持した。