文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年5月20日】翌日出勤して、もう一人の同修の姿が見えなかったので、どうしたのだろうと思い、彼らの事務所に彼女を探しに行きました。彼女の事務室はちょうど私達の所長の事務室の隣にあり、タイミングが悪いことに、私はばったり所長に会いました。所長は私にこう言いました、「来たね、早く書記の所に行きなさい」私は聞いた後、「あなたに絶対協力しない」と思いながら、「私はとても忙しいと伝えてください」(私は確かに忙しかった)と言い残して、所長の所をあとにしました。しかし、彼は絶え間なく私達の課長に電話を掛けてきました。そしてしばらくして、書記の所ではなく、高級ホテルに行きましょうと言ってきましたが、実際はただ場所を変えただけで、私を洗脳班に送り込もうとしていました。彼は絶え間なく電話を掛けて私達の課長を困らせました。悪い事をしたくありませんが、彼の気持ちを害したくもありませんでした。私はこの時、常人に保護を求める心があると分かりました、同時に私は、書記と所長によって洗脳班に送られることを恐れているとも分かりました。それに気づくと、まだ完全に師と法を信じていないことに気づき、迫害を否定し、直ちにそのような考えを正さなければならないと思いました。そこで、私は課長にこう教えました、「あなたは困らないでください。あなたは彼の話をもう私に伝えました。私は協力しないと言ってください」課長は心配そうにこう言いました、「そんなので良いのですか?」、私は「大丈夫ですよ」と言いました。そして、私と他2名の同修は所長のところに行って真相を伝えようと決めました。決して彼女を再び迫害に参与させません。
私達は所長の事務室に来て、真相を伝えると同時に発正念をしようと決めました。所長はまだ良知がある人なので、真相を聞き終わった後、ただ迫害に参与する人と私たちを対面させたいだけだと示し、彼女は私達が彼らに捕まえられて連行されないことを、自分の人格によって保証できると言いました。私達は彼女に、共産党が言った話は信じられないから、私達は協力しませんと言いました。私達が2回目に真相を伝えに行った時、書記が来て、私達を見ると、くるりと背を向けて去って行きました。しばらくすると、局から迫害に参与する人が来ました。私達はお互いに目で合図をして、立ち上がって去ろうと決めて、彼らにそう言いました。「お忙しいところ、私達は失礼させていただきます」彼らは「帰るな」と言って、入り口に立っていた局から来た邪党事務室の人が両腕を動かして私達に手を出そうとしましたが、私は威厳ある目で彼を見ると、彼はすぐ木彫りのニワトリのようにじっと立って動かなくなりました。私達は、落ち着いて所長の事務室から出て行きました。それから、彼らは怒りのあまり、今度協力しなければ当日の午後に武装警察に強制的に連行させると言いました。私達は強大な圧力を感じました。家に帰ると、夫も憎々しげに私が彼らに協力するよう説得してきました。巨大な圧力と恐れが心に広がりました。私は同修を探し当てて一緒に師父の説法を勉強し、一緒に『洪吟二』「一念中」を暗唱しました。
「坦坦蕩蕩として大穹を正す、巨難伴って我天地を行く、功徳を成就すは心にあらず、天を正し地を正し衆生を正す、真念洪願金剛の志、大洪を再び造るは一念の中」
全過程の中で、地元の同修達はずっと協力し合い、私達のために発正念をしてくれました。私達が正念を堅持してこそ、師父は私達のために邪悪を取り除いてくださったのです。今回のことで私達が心の中で真摯に感じたことですが、師父が言った通りに行えば、また本当にいかなる心をも捨てたときには、物事はすぐに大きな変化が起きるのです。この日、私は以前のように平然と車で出勤しました。午前10時過ぎたところ、同修が走ってきて、「洗脳班はもうすでに存在しません。所長がどこにも行かないと言いました」と興奮気味に私に告げました。
私は心から尊敬する師父に感謝します。同修たちの正念による加持に感謝します。
二、正念をもって正しく行い、自分がすべきことをする。
この事に通じて私は体得しました。師父が段取りした道を歩けば、乗り越えられない難関はあるはずがないのです。たとえ常人の観念があっても、それを直ちに発見すれば、大法で自分を律し、絶えず排除し、それに動かされなければ、きっとそれに打ち勝つことができます。そして、常人の次元から出て、大法に同化します。
この時、私の中に、自分が経験した事を材料に大法を伝え広げ、真相を伝える文章を書こうという願いが生じました。人々は身の回りに発生した事に対して興味を持つため、文章が発表できれば、私を知るすべての人はきっと真剣に私の物語を見るだろう、たとえ普段は党文化に遮られている人も見られるだろうと私は思いました。私は以前にこのような願いを祈ったことがあると感じます。以前は、正念が足りなかったので、ずっと書いていませんでしたが、今、私はこの事を完成しようと決めました。そこで、私は自分が大法の中でどのように受益したのか、法を学んだ後の心身の変化、家庭の中で、社会で、職場でどのように大法の要求に従っていい人になるのかの話を書き出して、同時に数年間、私が無辜の迫害に遭った経歴を暴き出して、世間の人に善悪の是非をはっきり区別させ、救い済度するのです。
「敏感な時期で、またちょうど出勤したばかりの時だから、万が一・・・・・・とりあえず書かないほうがよい」とある同修が私に勧めたのです。私は心の中に師父の法をしっかりと心に刻んで、文章を明慧編集部に送りました。発表後に私はまた、それを手紙に編集して、同修と私は一緒に地元で配りました。そのため、世間の人が真相を知ることにおいて一定の効果を果たすことができました。ある若者は私にこう言ったことがあります、「あなたのストーリーを読んで、法輪功に対する見方が変わりました」迫害に参与する職場の人々が見た後、私の夫にこう言いました、「あなたの奥さんが手紙を書いたのを耳にしたけど」すぐ引き続きまたこう言いました、「このようなことがあるとは限らないね、彼女が自分で書いたと限らないね」師父の保護と加持のもとで私は平穏無事でした。
このすべてを通して、私と同修達はみな大法の不思議さ、師父の慈悲を感じられて、いっそうに正念を固めました、いっそうに師と法を信じます。更に三つのことをしっかりと行いました。このことを知った常人も大法の超常さと不思議さを感じました。
(続く)
(明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)