【明慧日本2013年5月27日】山東省莒南(きょなん)県610弁公室、国保(国家安全保衛)大隊、溝郷派出所の警官ら10数人は今年2月22日午前、突然、法輪功修煉者・楊記鳳さんの家に押し入り、令状の提示もなく楊さんを不当に連行し、家族の反対を押し切って一部の家財を没収した。
当日午後、家族は派出所へ行き、楊さんの不当連行を指摘し、楊さんを連れ帰るよう求めたが、楊さんは、すでに県の刑務所へ送られたと知らされた。
しかし、家族は帰宅してまもなく、再び家に駆けつけた警官らに、一部の家財を没収された。さらに、修煉をやめるなどの内容を書いた保証書に署名と捺印を強要された。これまでに、家族は1500元を恐喝された。
3月8日、莒南県610弁公室は楊さんの家に押し入り、家族に嫌がらせを加え「楊さんを洗脳班に送り込んで迫害してやる」と脅した。
3月9日、楊さんは勾留期間が満了したにもかかわらず、解放されずに章丘(しょうきゅう)市山東洗脳班まで不当に連行された。
その後、家族は洗脳班に辿り着き、楊さんとの面会を申し出た。結局、5時間以上待たされたが、楊さんと会うことはできなかった。その理由として、施設側は「施設内の修煉者らは修煉者の意志を貫き、誰もが法輪功をやめないのだから、面会禁止令を出して処罰してやる」と返答した。