【明慧日本2013年5月31日】遼寧省大連市の法輪功修煉者・孫広慧さん(男性)は昨年9月27日、自宅で鉄山派出所の6、7人の警官らに不当に連行され、家財を没収された。その後、孫さんは行方不明になっていたが、今年1月、傍聴者もいない状況下で、不正裁判が行われたことが明らかになった。
3月、裁判所へ行き来していた孫さんの妻は、夫の状況について何一つ情報を得ていないため、夫のために弁護士に依頼した。しかし、裁判所側は弁護士の訴訟に対して「開廷した案件に対する訴訟は無効だ」と回答した。憤慨した妻は「家族側に何も知らせずに開廷したのは、どういうことか」と反論すると、「家族の入廷で大騒ぎになったら困る。事前に開廷することを知らせる必要はない」と言い逃れた。
この迫害は、地元610弁公室の手配の下、裁判所との結託によるものである。
その後、孫さんの妻は警官らによって、長い間、監視や尾行、見張りの下、不自由で苦しい生活を強いられ続けたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)