文/イギリスの大法弟子
【明慧日本2013年6月11日】長い間、私には自分の内心、特に自分の良くない面を隠す習慣がありました。今気づいたのですが、それは一種の党文化、一種の自己保護の利己心でした。しかし、大覚者なら、いつでも平然と人間と天上に対面できます。この点を悟り、同修の励ましの下、私は修煉して16年来の初めての交流文章を書き出しました。
大法を中傷するテレビ番組を目の前に
去年のニューヨーク法会の期間中、私はある同修から知ったのですが、イギリステレビの14チャンネルが大法を中傷する番組を流しました。それを聞き、私は焦って、もっと多くの衆生が害毒されることを心配しました。
イギリスに戻ってから私はDVDを買ってきて、その番組を録画して学法グループに持って行って、皆に行動を起こし、この件を正すよう求めました。その後、私自身は心が穏やかにならず、番組を流した張本人に訴訟を起こし、常人の手段で彼に毒をばら撒くのを停止させようとしました。
そしてある日、一つの声に私は目覚めました。その声はこう言いました。「あなた、知っていますか?あなた自身がよく修めていないことがこの事件の起きた原因の一つです」
私は驚き、なぜなのと反問しました。私はたった一人の小さな修煉者に過ぎず、なぜ私を試練するのにこんなに多くの衆生を犠牲にしないといけないのでしょうか?
その声は言いました。「一人の大法弟子を成就するのにそうしなければならないです。でなければ、どうしてあなたの執着を暴露しますか!あなたの過激な所を直すためです。あなたを試練するためにどれだけの常人を犠牲にしても惜しみません!」
これは旧勢力の論理の口実だと知っていますが、心が苦しく、今まで経験したことのない悲しみに陥りました。
突然、私は「自分をよく修める」ことに対する新たな認識ができました。
以前から私はある間違った認識に拘り、自分が古い弟子ですので、今の主な任務は衆生を救うことであり、苦労をなめたくない私は、妨害があればすぐに厳粛に滅し、内に向けて探すことを形だけでやって、その後なりふり構わずとにかく全てを滅します。一言で言えば「私に逆らうものは滅亡しかない」という状況の中で、私は自分を真剣に省みて、自分の不足を探し出そうとしませんでした。
師父の説法から私が認識したのは、修煉は異なる次元において、異なる意義があるということです。このとき、自分をよく修めることはどれだけ大事かが分かりました。「自分をよく修めること」はただ単に円満成就のためではなく、自分をよく修めるのは衆生を救う前提であり、旧勢力の「納得」を得て衆生を救うチャンスが得られることであり、衆生の損失を免れることであり、大法の偉大さを実証することです。総じて言えば、自分をよく修める事は、もう自分のためではありません。
真善忍美術展の準備
オリンピック期間中、中共代表団が私たちの都市に住んでいるので、私たちはこのチャンスに大法の真相をはっきり伝えようと、当地の政府図書館や博物館に美術展の開催を申請しました。しかし、美術展の内容を知った途端、彼らは拒絶しました。
当地の同修たちとの交流の中で、私は言いました。「師父は私たちに歩める道があるとおっしゃいました。しかし、その道は非常に狭く、真っ直ぐでなければなりません。それなら、今、この道を歩めないのは必ず私たちのどこかに問題があることを意味します。どこが間違っているのでしょうか?」私は自身の闘争心、邪党と戦う反抗心、顕示心を見つけました。見て! このような難しい状況の中でも私たちは場所を見つけましたっと言わんばかりに、善が足りず、利己心が優位に立ち、真にこの都市の市民達の命のために考えていませんでした。
この点を悟った翌日、知らせの電話がかかってきました。私たちは五つ星のホテルで、非常に安い価格で場所が取れました。
私たちはすぐにチラシの用意に取り掛かり、来賓を探し始めました。しかし、準備に取り掛かっている真っ最中のある日、ホテル側から連絡が入りました。屋根が雨漏りし、すぐに美術展の開催を取り止めるようにと言われました。
私は仲介会社を訪ね、別の場所を紹介してもらいました。その場所は立地がよく、リーズ市にある四つの代表的建築物の一つで、価格も非常に安かったのです。しかし、このとき私は迷いました。通常、美術展を開催するのに6週間の準備期間が必要ですが、私たちには6日間しか残っておらず、場所を変更するのか、あるいは中止した方が良いのでしょうか?
旧勢力は常に私たちの意志を粉砕し、難度を高めようとしています。これだけ多くの中国人がリーズ市に来るのは偶然ではなく、このような機会は二度と来ないかもしれません。二人の同修の強い正念の加持の下、私たちは開催することを決心しました! 美術展の初日、チラシがまだ用意できていない状況下で、私たちは大法を広め、多くの人は法輪功のチラシを持って展示会に訪れたのです。二週間にわたる美術展で、2400人が来場しました。その間、多くの感動的な出来事が起き、衆生は深く震撼していました。ある人は半日展示ルームにいて、出てきた時には顔一面の涙でした。ある人は友達を連れて再び訪ねてきました。ある人はこのようにメッセージを残しました。「今日ここに来て、人生の正しい方向を示されました」
展示会を通じて、私たちの煉功場に興味を示す多くの新しい学習者が来ました。
(続く)