【明慧日本2013年6月17日】内モンゴル自治区・赤峰市の法輪功修煉者・賈彬さんは昨年6月4日朝5時頃、自宅で令状の提示もない警官らから不当捜索を受け、没収された財物の被害額は4万元近くに上った。当時、警官らは賈さんを連行しようとしたが、当人がいないため、妻・趙春霞さんを不当に連行した。その後、何の罪もない趙さんは約8カ月間、不当に拘禁された。
同年12月21日、賈さんは6人の同行者とともに、ある民家にテレビの放送封鎖を突破するための衛星受信アンテナを取り付けたとき、駆けつけた警官らにより、7人全員が不当に身柄を拘束された。それ以来、7人はずっと拘禁されていたが、今年2月8日、賈さん以外の全員が解放された。
6月6日の裁判当日、賈さんの親族数10人と中共(中国共産党)当局の警官ら、役人の総勢10数人が裁判所に集まった。警官は開廷にあたり多数の警官、数台の警察車両が法廷の周りを囲んで警備した。一方、賈さんの家族も親戚などで人を増やし、賈さんの無罪解放を訴えて警官らと対峙した。しかし、警官らは傍聴に来た家族にいろいろな制限を設け、傍聴者を犯人扱いにし、写真を撮ったり嫌がらせを行った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)