【明慧日本2013年6月20日】山西省太原市の中学校元教師・康淑琴さん(66歳女性)は2002年頃、法輪功を学んでいるという理由で、懲役11年の不当判決に直面した。それ以来、山西省女子刑務所で監禁され、殴打、罵倒、拷問、電気ショック、独房監禁、睡眠禁止、毒薬の投与など一連の拷問を受け、壮絶な迫害を受けつくした。
解放後、康さんは元勤務地の学校へ行き、支払いを差し止められていた11年分の給料を請求した。しかし、学校側は上級部門から許可がないとし、また山西省女子刑務所から取り寄せてきた「転向拒否の証明書」を見せて、それらの事由で退職証明書や給料の支払いができないと各種の口実をつけた。
かつて康さんが連行された後、残された夫は、このような不当で突然の人権侵害にショックを受け、寝食ともに安定しなくなり精神的に不安定で、重い病気も発症した。現在、すでに介護の必要な半身不随となり、自力生活ができず危篤に陥った。
こうして、康さんは一家の生計の柱となり、さらに、半身不随の夫を扶養しなければらないが、弾圧政策のもとで不当に給料の支払いを差し止められたため仕事がなく、収入のない生活を強いられ、家族はみな苦境に陥っている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)