【明慧日本2013年6月22日】南京市中石化建設二会社を定年退職した法輪功修煉者・張秀華さん(60代女性)は、今年5月29日に再び地元610弁公室に拘束され、南京市刑務所に拘禁されている。張さんにとって今回が5回目の不当連行となる。
張さんは1999年から法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に従い自らを律し、数十年前に拾った金のネックレスを持ち主に返した。このように張さんは法輪功の信条を堅持するため夫の孫根夢さんと十数年間にわたって、地元の棲霞区610弁公室、公安によって家財を没収されたり、洗脳班や刑務所に拘禁され、さまざまな迫害を受けた。
今年5月29日午後2時、610弁公室の警官らは法的根拠が無いにもかかわらず、張さんの自宅に侵入し、2時間かけてパソコン、法輪功の関連書籍などの私物を没収した。
その後、警官は張さんの娘と話をし、「母親の修煉を辞めさせないと、今の仕事をやめてもらう」と脅迫した。張さんの夫も脅迫されたという。
2007年から張さんは繰り返し連行された
2007年6月2日、南京市棲霞区610弁公室の警官らは、張さんの自宅に押し入り家財を没収した。そして没収する過程をわざと録画し、洗脳班に拘禁された張さんに見せた。ビデオの中には、捜査され散らかった家と泣きながら「修煉をやめて!」とお願いする娘、泣きながら「会いたい」と言う姪が映された。拘禁期間中、張さんは善意を持って警官に真相を伝えたが、警官は聞くどころか逆に彼女を殴った。
2011年5月、張さんは再び不当連行された後、一時出所した。解放された時、警官に「ネットで名誉を傷つけてやる」と言われた。その後、610弁公室は張さんに対して嫌がらせなどを行ったが、張さんが毅然と対応したため無事に解決できた。その後、警官は張さんの家を訪ね労働教養を科してやると脅迫したが、張さんが動揺しなかったので警官は落胆して帰った。
2012年11月6日、張さんは再度、不当に連行された。洗脳班で張さんは真相を伝え続け、しばらくして家に戻された。その後、610弁公室の関係者は張さんの家の門に監視カメラを設置したが、張さんはそれにも影響されずに堂々と修煉した。
つい最近、610弁公室の関係者は再び張さんの家に訪ね「15年修煉したから、もうそろそろいいじゃないか」と説得しようとした。張さんは「法を正すことが終わらない限り、私の修煉も決して停止しません」と答えた。警官はまた「何回もおまえを連行できたのは、他の人から情報をもらったからだ」と挑発したが、張さんは「騙されません。挑発をやめなさい」と述べた。
今年の5月29日、南京市610弁公室や国家安全保衛隊の関係者は、再び張さんを不当に連行した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)